今朝5時に目が覚めて、テレビを点けたらいきなり大地震のニュース。
我が目を疑うというのはこのことでしょうか?
午前3時の大地震。目が覚めたら世の中が変わっている。
声が出ませんでした。
厚真町。
「ああ、あそこだ。」
すぐに景色が目に浮かびました。
いつも見ている景色だからです。
新千歳空港に降りる時、まっすぐ進入するときと、ぐるっと回って北側から進入するときとありますが、ぐるっと回って北側から進入するときに、飛行機の右側の座席から見えるあたりです。
海から陸に入るところが苫東厚真発電所。その先に石油備蓄基地が見えて、厚真町から安平町、石勝線と室蘭線が交わる追分から栗山のところで左旋回して千歳空港へ降りる、あの辺りの、牧草ロールが並ぶ緑の大地を見て「ああ、北海道へ来たなあ。」と思うところです。
北海道にもたくさん友人がいて、私の息子も北海道の大学へ通っています。
昨今ではSNSが発達していますから、友人たちもFacebookで「生存宣言」してくれていましたし、息子も帰省中で札幌にはいませんからとりあえず一安心。
でも、なんで北海道なんだろう。
千葉県の房総半島に来るぞ、来るぞと言われて、私たちもある程度覚悟はしているんですが、熊本に来たり大阪に来たり、そして今度は札幌へ。
私が大好きな地域、友達がたくさんいる地域に次から次へ大きな地震がやって来ている。
なんだか、すごく理不尽さと不安さを感じます。
停電っていうのもおかしな話ですね。
1つの発電所で北海道全体の半分を受け持っていて、それがダメになったから全道で停電。
おかしいですよね。
電力会社のBCPってどうなっているんだろうか。
そんな電力会社に依存して「想定外だ」って言っている国や道のBCPはどうなんだろう。
なんだかおかしくなってきた、そういうツケが一気に来たような気がしないでもありません。
唯一の救いだと感じるのは真冬じゃなかったこと。
車の電源を使って携帯電話をいくら充電できたとしても、基地局の非常用電源が時間切れで機能しなくなってしまうなんて。
この国のインフラって、鉄道だけじゃなくて空港も電力も、こんなに貧弱だったのか。
停電中の皆様。
不安な夜をお過ごしのことと思いますが、頑張ってください。
これ以上地震が来ないこと。被害が大きくならないことを祈っております。
電気が来ないから搾乳できず…。搾乳しても販売できず、収入も減り赤字・倒産・廃業をたどる。乳製品が不足したら輸入すれば…と政府は動くが、日本の食糧自給率はどうなるのか。秤量攻めで奴隷になるしかないね。