女子大生とキハとイセエビ祭り 

先日もお知らせさせていただきましたが、東京の跡見学園女子大学の篠原先生のゼミの学生さんたちが、この週末からいすみ市に入って観光活性化のお手伝いを始めます。

 

今日は、いすみ市役所で、最終確認の打ち合わせが行われました。

 

 

 

本日、いすみ市役所での会議の様子です。

これはDMO(※)の一環として、域学連携実施実施計画に基づくデスティネーションキャンペーンとして、観光産業をテーマに勉強している女子大学生が、実際にいすみ市内に滞在して、地域で行われている様々な観光事業を体験し、それをビジネスモデル化してDMOを提言するという研究のテーマですが、観光というのは産業でありますから、各地で手探りで行われている個人事業を、観光を専門に勉強し、プロフェッショナル知識を持ち合わせている学生さんたちにはどのように見えるか。各種改善点の御提言をいただけるのではないかという、地域のみなさま方は実に素直に彼女たちの意見を聞こうという、一緒になって一つ上を目指すテーマなのであります。

 

ということで、彼女たちは18・19日と25・26日の合計4日間、いすみ鉄道の観光急行列車にアテンダントとして乗車して、お客様へのご案内に努めます。また、港の朝市にもお邪魔して、アンケート調査等を行う予定です。

いすみ市ではちょうど「イセエビ祭り」が開催されていますから、出店者さんや港の朝市の幹部の皆様方にとっても、観光を専門に勉強している学生さんたちの貴重な意見を聞くチャンスだと思います。

 

港の朝市のサイトは「こちら」 ←ここをクリック。

 

夏休みも残り少なくなってきましたが、皆様、「女子大生とキハとイセエビ」のいすみ市へ、ぜひお越しください。

 

その他、いすみ鉄道では、一部の職員の皆様が、この週末、キハにいろいろなヘッドマークを取り付けて走らせてくれるようです。

 

ヘッドマークの掲載はこのようになっているようです。

明日、明後日の2日間になりますが、撮り鉄の皆様にとってはまたとないチャンスです。

乗り鉄の皆様には女子大生がおもてなし。

撮っても乗っても楽しいキハになります。

 

どうぞ、この週末はいすみ鉄道にお越しください。

 

(跡見学園の学生さんがアテンダントとして乗務する列車は、102D~104Dの一部区間となります。)

 

 

※DMOとは

Destination Management Organization(デスティネーション・マネージメント・オーガニゼーション)の略。

観光庁が規定した日本版DMOは以下の通り。

『地域の「稼ぐ力」を引き出すとともに地域への誇りと愛着を醸成する「観光地経営」の視点に立った観光地域づくりの舵取り役として、多様な関係者と協同しながら、明確なコンセプトに基づいた観光地域づくりを実現するための戦略を策定するとともに、戦略を着実に実施するための調整機能を備えた法人』

 

つまり、ただ、なんとなく「観光」って言っている地域がほとんどである中で、観光をきちんと産業化し、地域の収入源とすることができるようなノウハウを身に付けることによって、観光で地域が独立して存続できるようにするための組織化。

簡単に言うと、私がいすみ鉄道で長年地域の皆様に提言してきたことであります。

私が辞めて、いすみ市は気付いて、今から始めるということなのですが、ボーッと生きている地域が多い中で、まあ、いすみ市は気付いただけもの立派だと思います。そして、このように専門知識を持つ大学生とタッグを組んで始めるわけですから、いすみ大使として私は応援させていただこうと考えているのであります。