昨日は函館におじゃまして道南いさりび鉄道さんと会議がありまして、本日は帰りの飛行機まで時間があったものですから、こちらを訪ねてみました。
道南いさりび鉄道の茂辺地駅近くに市民有志の方が保存した北斗星の寝台車です。
車内に入ることができるようになっていて、お天気が良かったので窓を開けて車内の風通しをしているようでした。
ノートもありましたので、名前を書いてきましたよ。
▲この車両の保存活動をしている「北斗の星に願いを」プロジェクト推進委員会の副代表の小野勝治さんです。
まだまだ車両を持ってきただけの状況ですが、うまく活かすことができれば、ここを起点に地方創生を大きく盛り上げることは十分に可能だと私は考えます。
なにしろ、自分たちの力で何とかしようと、協賛者を募ってこの車両を持ってきちゃったんですから。
これは地元の活力があるということを証明しているんです。
小野さん、本日はありがとうございました。
私も応援させていただきますので、今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
道南いさりび鉄道のディーゼルカー。
写真を撮っていたら、自転車に乗ったおじいさんが通りかかりました。
「こんにちは。」
「いいの撮れましたか?」
こんな会話に続いて、そのお爺さんがこう言われました。
「写真撮っていっぱい広めてくださいね。いさりび鉄道を広めてくださいね。」
当然ですが、私のことを知らないお爺さんです。
そんな普通の市民の方が、「いさりび鉄道をいっぱい広めてくださいね。」と言われるのです。
これって、市民の方々の応援ですよね。
いさりび鉄道の経営は難題がたくさんあると思います。
でも、市民の人たちが、「いっぱい広めてくださいね。」と言われるということは、つまり、鉄道をツールにして、地域にも人が来てほしい。そうすれば、鉄道も地域も良くなる。そう思っている証拠だと思います。
お爺さんから見たら、私は単なる「撮り鉄」です。
その撮り鉄にやさしく声をかけてくれる市民の方々。
私は、道南いさりび鉄道の未来に明るいものを感じました。
百聞は一見に如かず。
やっぱり、地域を歩いて、地域と触れ合ってみないで、わかったようなことを言ってはいけませんね。
お爺さん、約束通り、いっぱい広めますよ。
少なくとも、私のブログの読者2万人には広めましたからね。
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