本日のVIP

本日はミャンマー政府要人御一行様がいすみ鉄道にお越しになられました。
ミャンマーの国鉄総裁と国鉄幹部の皆様方です。


いすみ鉄道では彼らのために1本臨時列車を仕立て、運転いたしましたが、その車内で運転操作や乗り心地などをチェックされていました。

▲大多喜に到着して記念撮影。

▲ちょうど、大多喜高校に受験しに来た生徒さんたちがいましたので記念撮影に応じられたTHUREIN WIN国鉄総裁です。
国の幹部の方ですが大変気さくな方で生徒さんたちも大喜びでした。
なぜ、ミャンマーの国鉄幹部がいらしたかといえば、皆さんご存知のようにミャンマーでは数年前からいすみ鉄道を退役したいすみ200型が活躍しているからです。

▲ミャンマーの観光鉄道で活躍する旧いすみ鉄道のいすみ201。(写真提供 奈良県の佃さん)
いすみ鉄道から行った車両はとても状態が良いとのことで、どのようにメンテナンスをしているのかを視察された訳ですが、他の鉄道会社に比べると小規模な検修設備にもかかわらず、50年も前のキハを含めて手入れして運転していることにとても驚かれていました。
私は彼らに
If you like, you can take one of our engineering staff with you.
と申し上げましたところ、うちの磯野課長が、「いやだ、行きたくない。やめてくれ!」と叫んでいました。(笑)
リタイア後の人生には気候は暖かいし、人情もあって良いところですよ。
いろいろなところでご縁をいただいて、国際交流が始まっています。
私は、いすみ200型が大切に大切に使われているのを大変うれしく思いました。
解体しなくて本当に良かったと思います。