今日は地元佐倉市の会合で久しぶりに外でお酒を飲みました。
昨日、大多喜高校が負けて、今日東海大浦安が負けました。
どちらの学校もとてもいい試合を見せてくれて感謝しています。
だから、今日は地元で千葉県にどっぷりつかって、お酒を飲まさせていただきました。
ふだん車で通っている私としては、家に車を置いて、歩いてお酒を飲みに行く機会はそうそうあるものではありませんので、潔い高校球児の活躍を見せてもらったこともあって、とても気持ちが良いのです。
地域というのは、こうやって、過去から脈々と受け継がれてきているんだと思います。
そして、本当なら、未来に向けて脈々と続いているはずなんですね。
でも、大きな番狂わせがありました。
人口減少というやつです。
多分、江戸時代以降で日本人が初めて経験する事態です。
この人口減少事態で、日本は今までとは違った対応を求められています。
つまり、我々は「Change」しなければならないのです。
今までと同じことをしていたのでは、今後はないんですね。
Change or Die.
変わるか、変われないやつは死ぬということです。
私は外国の会社にいました。まして熾烈な競争を繰り広げている航空業界です。
だから、この、Change or Die ということが良くわかります。
昔の人はご存じだと思いますが、パンアメリカン航空やトランスワールド航空といった世界に誇る航空会社が変化に対応できずにことごとく消えていきました。
つまり、変われないところに未来はないということなのです。
私だけでなく、ローカル線を預かる公募社長の皆様方は、今まで外でいろいろな仕事をしてきた皆様方ですから、そのことが身に染みて良くわかっています。
そして、この「変わらなければならない。」ということが、ローカル線の地域にとって、どれだけ大変なことか。大変だなことだと認識させることがどれだけ大変か、ということを人一倍理解しているつもりです。
それはある意味大きな障害であって、そういう障害に向かって立ち向かっていくにあたって、私たち公募社長は、一つの誓いを立てたんです。
「自分から辞めるとは絶対に言わない。」
これが私たち、地域のローカル線を預かる公募社長がお互いに誓ったポリシーなんです。
ところが6月末に、山形鉄道の野村社長が辞任を表明しました。
「健康上の理由」というのがその表だった見解です。
おかしいんですよ。
私たち公募社長は、ことあるごとに現状を確認し合って、誓いを確認し合っているんですから。
自分から辞めると言わないということを。
それが、公式発表では「健康上の理由で辞意を表明した。」だって。
野村社長は私よりもはるかに若くて、まだ手がかかるお子さんがいらっしゃる。
そういう人が健康上の理由で辞意を表明?
おかしいんですよね。
彼のことを好ましく思わない人がいて、そういう人が彼を辞めさせようとした。
でも事を荒立てたくないので、「健康上の理由」ということで、円満退職に持ち込んだ。
これが地域の現状なのでしょう。
そして、そういう地域は、今までのやり方を踏襲しようとする。
変わらなければならないのは自分たちの方なのに、誰かを当て馬にして事なきを得る。
こういう地域に未来はあると思いますか?
そういう人たちが牛耳っている地域に未来はありますか?
おそらく、彼を辞めさせるときには地域の中にも反対者がたくさんいたと思います。
それでも、いろいろ手を回したのでしょうね。
そして、「健康上の理由」という落としどころを見つけた。
これが筋書きでしょう。
誰が描いたかは知りませんけどね。
ということで、私も同じです。
自分からは辞めません。
だから、私が辞めるようなことがあるときは、それは私の意志じゃないということです。
事なかれ主義の産物かもしれませんし、目の上のたんこぶを消し去る算術かもしれませんが、私の意志ではないということ。
公募社長の誰もが、もし、辞めることがあるとすれば、それは裏でいろいろ動き回っている人がいて、そういう人たちの意志であるということなのです。
そして、もう一つ言えることは、いざそのような事態になった時は、私は野村社長同様一切の情報発信ができなくなっているということ。
「お前、ブログ何てやめろ。ああいうことを書いてはいかん。」
そういう助言をくれる人もそろそろ出始めています。
そういう時は私は一言、
「ここは中国ですか?」と
言うことにしていますが、きっとわかってもらえないでしょう。
それが田舎の現実です。
なぜなら、田舎の実力者は皆さん60歳代後半から70歳代の方々で、そういう人には一般的に言って未来はないからなんです。
山形鉄道の野村社長も、おそらくそういう人たちに葬られたんでしょう。
今夜は酔いに任せて、そんなことを呟いてみました。
ひとりごとですからね。
私のつぶやきですから。
でも、最近は変わって来てるんですよ。
いろいろな奴がいる。
あいつはこんなことを言ってけしからんとタレこむ奴がいるかと思うと、そのタレこみを利用しようとする人たちもいる。
公共交通機関の人間だということを自覚しろ、とかね。
私はブログとFACEBOOKの両方をやっています。
両方見ていらっしゃる方はお解りいただけると思いますが、私はこの2つを使い分けています。
タレこみをする人の内容を見ていると、どちらを見ている人か、ちゃんとわかります。
ブログだけでFACEBOOKを見ていない意見であれば、それだけでその人の年齢もわかります。
FACEBOOKで何を書き込んでいるか、スパイを送り込んでいることもわかっています。
だから、私のこの発言を取り上げて、あいつはけしからん、と言う人がいるとすれば、その人が張本人だということであります。(もしあればの話ですが。)
なぜなら、いすみ鉄道は全国でこれだけ高く評価されているのですから。
「全国でどう評価されようと関係ない。お前は千葉県の沿線地域から評価されなければならないんだ。」
この間そう言われたばかりですが、そこから先を言おうとして思いとどまりました。
大人ですからね。
このブログは、あくまでも社長自身が何を考えているかという個人的な内容であって、だから毎日1万人もの方々が読んでくれているのです。
いすみ鉄道社長のブログはこうでなくちゃ、という全国の読者の皆様方。
今日のこと、覚えておいてくださいね。
世の中には、後になって、「ああ、そういうことだったんだ。」と思うことがたくさんあるということなのです。
日本を元気にするローカル線公募社長です。
それにしても援護射撃少ないなあ。
せっかく湿りきった釜戸に火をつけたのだから、次にくべる薪ぐらい用意してくれないと、消えちゃいますよ。
房総半島は千葉県のお荷物と思っている皆さん。
房総半島は千葉県の資源であり、宝物なのです。
私は千葉県の明るい未来のために頑張りたいと思っております。
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