台湾国鉄 鉄道の旅

国鉄時代を覚えている方々や国鉄の頃にあこがれを持つ方々が、いすみ鉄道ファンの皆様にはたくさんいらっしゃると思います。
私は、国鉄が大好きで、昭和の国鉄時代がとても懐かしく、たいへんなことはたくさんありましたが、やっぱり当時が懐かしいと思う世代の代表です。
そんな私が、この10年間夢中になっているのが台湾国鉄。
皆様ご存じのように、台湾はかつての日本が大きな労力と資本を注ぎ込んで鉄道を敷設した国ですから、今でも、日本の国鉄時代の色香を多く残す地域で、初めて行った方でも「懐かしい」と感じる不思議な魅力があるところです。
私は、自分が経営するパシナ倶楽部という鉄道DVD会社で、約10年前から新幹線開業前夜の台湾国鉄を記録していて、おそらく世界でただ一人、台湾国鉄全線を映像で記録しDVD化した人間だと自負していますが、そんな私が、交通新聞社の鉄道ダイヤ情報という雑誌の助川編集長さんと企画したのが「台湾国鉄の旅」。
交通新聞社の鉄道ダイヤ情報の助川編集長といすみ鉄道が共同企画する「台湾国鉄鉄道三昧の旅」です。
台湾というところはとても不思議なところで、隣国でありながらなかなか行く機会がないのですが、実は、一度行ってみるとリピーターになるところなんです。
特に、国鉄時代を知っている日本人の鉄道ファンには絶対にお勧めで、必ずハマるところ。
私もそうですが、助川編集長も台湾にハマって、年に何度も足を運ばれています。
そんな助川編集長と私が企画した台湾国鉄の鉄道三昧の旅の第3弾が募集開始となりました。
賢明なる鉄道ファンの皆様方に考えていただきたいのは、「最近、各鉄道雑誌で台湾のニュースや特集が多くないですか?」ということ。
これはどういうことかというと、それぞれの鉄道雑誌の記者や編集者の方々が、今まで遠い存在だった台湾の鉄道に一歩足を踏み入れた途端、「いやあ、台湾は良いね。これをもっと日本人の鉄道ファンの皆様方に紹介しよう。」と思っている証拠なんです。
私が10年前から台湾国鉄の良さをご紹介してきたことが、今、やっと皆様お気づきになられて、いろいろな鉄道雑誌で特集を組んだりしているのです。
今まで、ハードルが高かった台湾国鉄が、実は食わず嫌いであって、日本人の鉄道ファンなら絶対にはまること間違いなしですから、わずか1年の間に交通新聞社が3回も企画するということであって、台湾国鉄に魅せられた私は、この10年間に30回近く台湾を訪問しているのです。
ところが、現実問題として、どうやって切符を買ったらよいかなどというシステムが理解できないと、外国の鉄道はなかなかとっつきにくいもの。
そういう方にお勧めなのがこの台湾鉄道三昧の旅ということなんですね。
さあ、ゴールデンウィークを利用して、食わず嫌いの台湾国鉄をもっと身近に感じる旅に出かけましょう。
昭和の日本の国鉄が皆様のお越しをお待ちしています。
そういえばご理解いただけると思います。



昨年6月の台湾鉄道の旅の様子です。
第1回目、第2回目とも満席でしたし、今回もすでに受付が始まっていて、リピーターの方も含めて出だし好調のようですので、ご希望の方はお早めにお申し込みください。ゴールデンウィークでこの価格はそんなに高くないと思います。
詳細は上記WEBにてご確認ください。

[:up:] 今回のツアーではこの日本スタイルの旧型客車の列車は「夜汽車」として乗車します。 私も今から楽しみです。(写真は参考です。この写真は昭和ではありません。昨夜の南廻り線の枋野信号所で運転停車する3672列車です。)