1月10日から新宿の京王百貨店で行われる駅弁大会にいすみ鉄道大原駅で販売している「伊勢海老弁当」が出店します。
伊勢海老弁当はいすみ鉄道の地元、御宿町の大野荘さんと共同開発した豪華駅弁。
2011年9月に発売し、1日限定4個で始めた駅弁。
発売のコンセプトは「新宿の駅弁大会に出られるような弁当を作ろう!」ということでしたが、発売からなんと1年4カ月で目標にたどり着きました。
京王百貨店の駅弁大会のページはこちら。
伊勢海老弁当の駅弁大会ブログ
いすみ鉄道で伊勢海老弁当を販売開始した当初は、お客様から「どうしていすみ鉄道が伊勢海老なんですか?」とよく尋ねられました。
実は、外房海岸は伊勢海老の名産地で、いすみ鉄道の始発駅、大原にある大原漁港は伊勢海老の水揚げ高が全国1位になるほどなんです。
でも、この地域の人たちは奥ゆかしいというか、宣伝下手というか、あまりPRしないものだから、伊豆半島や三重県にお株をうばられてしまっている状態。
私の父の生家では、おじいさんが伊勢海老漁師だったこともあり、何とか外房の伊勢海老を皆さんに知っていただこうというのがコンセプトなのです。
今年のテーマは「えび VS カニの対決。」
今回は駅弁大会初出場ながら、いきなりメインになりましたので、1日4個限定のはずのお弁当が600個作ることになりました。
大野荘さんは毎日駅弁製造の特訓中。
そこに「はなまる」TVも取材に来るなど大変なことになりそうです。
TVの取材を受けながらお弁当の大量生産の特訓をする大野荘のおかみさん。
当然、大野荘さんのスタッフの方では手が足りませんので、いすみ鉄道応援団の掛須団長(本職は調理師)と大多喜駅前の番所のマスターも助っ人として京王百貨店でお弁当を作ります。(実は3人は同級生なのです。)
御宿の大野荘さんが、いすみの団長と大多喜の番所のマスターと手を組んで出店するということは、夷隅地域で取り組んでいるという良い例になりそうです。
いすみ鉄道からも応援スタッフを毎日派遣。
もちろん私もお手伝いに上がります。
皆さん、新宿の京王百貨店に是非いらしてください。
ただし、買えなかったらごめんなさい。
※百貨店販売用にお弁当の内容は駅売りの物と少し異なっています。
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