全国中小企業団体中央会という特殊法人があります。
中小企業を組織化することで、振興発展を図っていくという目的で活動していますが、本日は、その組織の中の各都道府県の代表の皆さまがお集まりになる管理者研修会に呼ばれて講演をしてまいりました。
管理者研修会とはどういうことをするのかというと、業務改善の方向、人材の育成と人事評価の方法、リーダーシップの確立など、管理者として必要な知識を習得するのが目的とのことで、その皆さま方の前で私がお話しするタイトルは
「いすみ鉄道社長が語る『組織改革』への挑戦とこれからの課題」
なんだか難しそうで、私に話ができるのかはなはだ不安でしたが、何とかこなしてまいりました。
私は難しい話はできませんので、いすみ鉄道というローカル線をどうとらえ、どのように再生してきたかということと、その過程で、地域の再生、活性化も一緒にやって、地域密着型の鉄道を推進してきたことなどをお話しさせていただきましたので、皆さま方のご期待に添えたかどうか疑問ですが、ありがたいことに、ご参加いただきました皆さま方にはお喜びいただけたのではないかと思います。
「組織改革」 「構造改革」 などなど、いろいろ言われていますね。
自分の仕事や会社、団体などが、こういった改革が必要かどうかはどうしたら見分けられるか。
それは、昨日のやり方が今日通じるかどうか、今日のやり方が明日通じるかどうか。
通じるようだったら改革は必要ありません。
のんびり生きていればよいのです。
でも、通じないようであれば、改革が必要です。
そして、その改革には、今までの経緯や、しきたり、常識を判断基準にしてはいけないのです。
なぜなら、そういう組織には、昨日、今日の延長線上に明日はないからなのです。
全国中小企業団体中央会の皆さま、お呼びいただきましてありがとうございました。
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