11月7日(土)、九州の熊本県南部にある人吉市というところで、
肥薩(ひさつ)線全通100周年を記念して
「100年レイルの観光と未来」というシンポジウムが開かれました。
私は熊本県から講演に招かれ、出かけてまいりました。
[:down:]新聞記事流用[:down:]
肥薩線:100年シンポ きょうから人吉で開催 /熊本
11月6日16時1分配信 毎日新聞
21日の肥薩線全線開通100周年を前に、記念シンポジウムや鉄道資料展(県など主催)が6~8日、人吉市のカルチャーパレスで開かれる。
メーンは7日のシンポジウムで、「産業観光」を提唱する須田寛・JR東海相談役が「肥薩線と鉄道観光」と題して講演する。また、第三セクターでSLを所有する大井川鐵道(静岡県)企画部長の浅原悟氏と、英国ブリティッシュエアウェイズの元部長で、いすみ鉄道(千葉県)社長の鳥塚亮氏による事例報告もある。
7、8の両日は人吉駅-人吉城跡-球磨地域振興局-会場間を山江村所有のボンネットバス「マロン号」がシャトルバスとして無料運行される。問い合わせは球磨地域振興局0966・24・4113。
[:up:]11月6日朝刊[:up:]
肥薩線は熊本県の八代から人吉を通り、鹿児島県の隼人に抜ける路線で、
100年前に鹿児島本線として開通。
熊本、宮崎、鹿児島の3県にわたる「矢岳越え」とよばれる山越え区間にはループ線やスイッチバックなどが数か所ある、文化的にも大変注目されている路線です。
写真はJR東海の初代社長で、現相談役の須田寛様の講演。
観光鉄道としての使命を活かすため、地元が準備しなければならない心構えなどを、わかりやすくお話しされ、大変勉強になりました。
この後、私も壇上にあがり、ムーミン列車でお客様に来ていただく努力等をお話しし、いすみ鉄道を紹介させていただきました。
それにしても、人吉はうらやましいですね。
なにしろ、JR九州が蒸気機関車を走らせてくれているのですから。
いすみ鉄道も、何とか蒸気機関車を走らせる方法はないものかと、
ご一緒させていただいた大井川鉄道の企画部長さんにお知恵をお借りしてみました。
その結果、「よ~し!、なんだか見えてきたぞ」
というのがこのシンポジウムに参加しての収穫です。
だって、こう言っちゃなんですが、南九州の山の中でもこれだけやっているのですから、首都圏の人口をバックにしたいすみ鉄道でできないわけはないですよね。
やったら絶対成功するのですから、もう、できないという理由探しはやめませんか。
いすみ鉄道は来年開業80周年を迎えます。[:拍手:][:拍手:][:拍手:][:祝:]
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