飛島フェリー

飛島
「あすか」ではなくて「とびしま」
山形県の羽越線の酒田の沖合40km、フェリーで1時間半ほどの離島です。
人口は250人ほど。
新潟県の粟島と共に、羽越線の列車に乗っていると天気の良い日には遠くに島影が見えますので、「あぁ、あの島か」と思われる方も多いと思います。

私は鉄道にしか興味がありませんでしたので、基本的に離島には食指が働かず、高校生の頃に伊豆七島や利尻礼文へ行って以来、沖縄は別として、ほとんど島というところへ行ったことがありません。
新潟に5年いましたが、結局佐渡へも行かず、もちろん粟島も、そしてこの山形県の飛島へも行ったことがありません。

で、私は知らなかったのですが、この山形県の飛島が実は大変なことになっているようで、ネットでいくつか流れてきました。

べつに、選挙が近そうだからといって「離党」で検索していたわけではありませんが、この冬の悪天候で本土とを結ぶ交通手段であるフェリーが欠航していて、大変なことになっているらしいのです。

この写真は飛島へ向かうフェリー会社のホームページに乗っているものですが、沖合40kmに浮かぶ飛島へ酒田港から約1時間半かけて向かうのですが、冬の日本海の荒波にこんな小さな船で立ち向かっていくことを考えると、少し海が荒れたら欠航になるのもやむを得ないとは思うのですが、ではどのぐらい欠航になっていたかというと、何と何と、22日間も欠航していたようなのです。

フェリー運航会社のホームページから。
昨年12月23日の運航を最後に欠航が続いています。

言わずもがなこのフェリーは唯一の島の交通手段で、フェリーが来ないということは生活物資が届かない。今年に入ってから運航していないので、もちろん年賀状もまだ届いていないようです。

1月15日に「延発」となっていますが、この日は海の波の合間を縫って、久しぶりに運航したようですが、その後、また運休しています。

約40kmと言えば目と鼻の先ですが、そこが完全に陸の孤島ならぬ「海の孤島」状態で、20日以上も物資が届かないということは、ほぼ孤立しているということになります。

鉄道屋としては範疇外なもので、島民の皆様方には申し訳ございませんが、まったく存じ上げませんでした。

そういう地域が日本にあるのですから、住民生活はもとより国防上も国の政治というのは大都会中心で考えることはできないわけで、そう考えると憲法違反だとか言いながら、一票の格差を重んじると、必然的に田舎の声が政治に届きにくくなる可能性が出てくるわけで、ローカル鉄道に居るとはいえ、東京生まれの東京育ちとしては、もう少し日本全体を見ていく必要があると考えさせられたのであります。

急に病気にでもなったらどうしましょう。

ネットによれば飛島には縄文時代から人々が生活していた形跡があるとか。
文化文明が発達したら人々の暮らしが良くなるはずですが、古代人が住んでいた地域に現代人が住めなくなるとしたら、なんだか変な話だなあと思うのであります。

天候の良い季節に、一度行ってみたいなあと思います。

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