電気機関車の運転台

昼下がりの駅構内
今日はトーマスもEL急行もないので電気機関車がのんびりと休んでいました。

電気機関車の運転台ってどうなっているのだろうか?
そう思って乗り込んでみました。

電車とかディーゼルカーは運転席ですが、電気機関車や蒸気機関車などの機関車になると、運転台と呼びたくなりますよね。

2両停まっていましたので、まずはE101から。
私は前面展望制作の撮影でかなり多くの機関車の運転台に乗せてもらいました。
ディーゼル機関車だとDD51とDE10。
電気機関車だとEF58、EF65、EF66、EF81、ED75、ED76かな。
でも、デッキから乗り込むこの手の機関車は初めてです。

昭和20年代の機関車ですから、多分ですけど、新宿や池袋でさんざん見てきたEF13やEF15と同じような感じなのでしょう。

助士席側です。
引き出して使う椅子がついています。

中学高校のころ、池袋や新宿駅の構内に貨物列車を従えた電気機関車が止まっていました。
貨物列車というのは入換があったり待機時間があったりで、当時は停車時間が長かったのですが、そんな時、この席に足を投げ出してふんぞり返って長髪のお兄ちゃんが座っているのが国電のホームからよく見えました。
時には週刊漫画やプレイコミックなんていう漫画を読みながらね。

蒸気機関車が廃車になって仕事を失った機関助士が、組合のおかげで首にはならず、かといって特段仕事もなく、することないから助士席に座っているのです。
することないというと当時のお兄さんたちに怒られると思いますが、機関士さんが居眠りしないように話し相手になるのも安全のための重要な任務だということで、「2つの目より4つの目」とか言いながら座っているだけがお仕事の彼らは、長時間停車中タバコを吸ったり漫画本を読んだり。
そういう姿が国電のホームからよく見えるもんだから、国民は「国鉄はけしからん!」となるわけです。
なぜならば、毎年繰り返される運賃値上げとストライキですからね。

と、そんなことをふと思い出したのがこの茶色い電気機関車の運転席でした。

気を取り直して、こちらの国鉄色。
同じ国鉄でもこの色の機関車はブルートレインの先頭に立って颯爽と走っていました。
当時の国鉄は看板列車であるブルートレインに乗務できる機関士は選りすぐりの模範生だったと聞いていますが、確かに長髪に開襟シャツ、エナメルシューズでたばこスパスパの兄ちゃんの乗り物ではなかったと思います。

中はこんな感じです。
そう、これこれ。
いろいろ乗せていただいた電気機関車の運転席の中を思い出しました。

助士席側はこんな感じですが、こちらには助士席の椅子はありません。
折り畳み式の椅子が置いてありました。

さて、皆様ならどちらに乗ってみたいですか?
私は両方に乗ってみたい。
特に目の前に客車が連結されている補機の運用に乗ってみたいなあ。

と、暑さにうだりながら、そんな夢を見たのであります。