今日は12系客車の報道公開

今日は12系客車の報道公開を行わせていただきました。

各地から多数の関係者の皆様方にお越しいただきましてありがとうございました。

国鉄色の電気機関車とつないでみると、どうです?
いい感じでしょう。

まさしくブルートレイン!
本当は国鉄時代のブルートレインというのは寝台専用特急列車のことなのですが、今の時代そんな悠長なことは言ってられません。
これでも立派なブルートレインなのであります。

こうして形にしてみると、ここからまた次の妄想が始まるというもの。
今後はこういう列車が走るようになります。

気温35度の炎天下ではちょっと厳しいので、取材の皆様方のインタビューやご質問については新金谷駅前のプラザロコで行いました。

大井川鐵道ではこの12系客車5両は8月中には整備を終えて9月から試運転を開始。
試運転もSLけん引、電気機関車けん引、SLと電気機関車とのプッシュプル運転などいろいろな形の試運転を時間をかけて行いますので、それに約2か月かかると見ています。
その後、順調にいけば11月ごろから営業運転に入る予定です。

予定はあくまでも予定ですよ。

旧型客車には冷房が付いていないので、この12系を3両、2両の2編成に分割し、来年からの夏の季節は3両をトーマス、2両を黒いSLの列車に充当します。
どちらも旧型客車と混成の編成で走ることになります。
冷房が必要な時期以外の季節は、トーマスも黒いSLも今まで通り旧型客車で走り、12系はブルートレインとして電気機関車にけん引させて走る予定です。

SLは毎年車検で、1年の内の約4か月は修繕です。
黒いSLとトーマスの2両を交代で検査していますので、1年の内の8か月間はトーマスか黒いSLのどちらかが動いていない計算になります。
その期間、電気機関車がけん引するブルートレインとしての観光列車3本立て構想です。
つまり、いつの季節でも必ず2つの観光列車が走っているという状態にしたいと考えています。

これが12系客車を導入した活用方法です。

私の構想の中には全線開通が目標としてありますが、全線開通はあくまでも通過点です。
現時点では旧型客車の稼働車は8両ですが、12系が5両増えることでトータル13両となります。
現在、徐々にではありますがC56135の復元が進められています。
これはタイムスケジュールとしては全線開通を見越してのことです。
トーマス、黒SLのC108、そしてC56135の機関車3両体制で13両の客車を運転するというのが全線運転再開時の列車形態となる予定です。

そして、これが順調に稼働してきちんとお金を稼げるようになれば、次は「はまなす」で使用していた14系の整備に入れると考えています。

資金力や会社の規模の状況から、こうしてひとつずつ時間をかけて無理のないように進めていかなければなりません。
ということは、この12系客車の導入によってきちんと結果を出すことができるかどうかがカギとなるのです。

全線運転再開時にC56が12系5両をけん引したら、まるで「北びわこ」の再来ですね。

そのためにはこの12系客車をきちんと運用して利益を上げていかなければなりません。
そこのところの力量が私に問われているのです。

さて、吉と出るか凶と出るか。

それはひとえに皆様方にかかっているのであります。

写真だけ撮りに来て満足しているような鉄道趣味では長続きしないということを、皆様一人一人、じっくり考えてくださいね。
大井川鐵道の12系をどう育てていくか。
生かすも殺すも、皆様次第なのであります。

どうぞよろしくお願いいたします。

▼本日の報道はこちらでご確認いただけます。
大井川鐵道が「12系」客車を報道公開 JR西が譲渡、11月に運行開始へ – 産経ニュース

大井川鉄道がJR西から12系客車譲り受ける SL列車などで活用 | 毎日新聞

青い客車「12系」が大井川鉄道に JR西日本から5両取得 営業運転11月開始目指す|静岡新聞DIGITAL 静岡県のニュース

JR西日本から大井川鐵道へ…! 12系客車5両が新天地に【大井川のSL列車についに冷房車が】 | 鉄道ホビダス