C108 検査中

今日も静岡は暑かったです。
東京地方が激しい雨のところがあったようですが、静岡は灼熱。
そんな中で、新金谷の検修庫ではC10の検査が始まっています。
蒸気機関車は法令で毎年車検になっていて、ふつうの電車は4年に一度の修繕ですが、蒸気機関車は毎年約4か月かけて検査を行います。
今、C10-8が6月から10月までの予定で検査に入っています。

検修庫の中は熱気で大変な状況ですが、昼過ぎに私が訪ねた時には大井川鐵道のSL研修班がそれぞれのパーツごとに作業をしていました。

煙室扉を開けると煙管が並ぶところが見えます。
珍しいシーンです。

煙管というのは火室で炊いた煙と炎がこの中を通ることでボイラーの中のお湯が沸いて蒸気を発生させるボイラーの中心部で、ここを通った煙が煙突から排出されていきます。

今回の検査では通常の点検箇所の他に、不具合が発生している個所がありますからなかなか難儀をする検査になります。
これから猛暑の季節を迎えるにあたって、厳しい環境の中での作業となりますが、大井川鐵道の車両班は皆技術と誇りをもってプロフェッショナルな仕事をしています。

私たちと一緒にぜひ大井川鐵道で車両に接してみたいと思う方がいらっしゃいましたら、仲間に入りませんか?

ぜひ、大井川鐵道でお待ちいたしております。

仕事は厳しいですけど、やりがいはあります。

今週は、私は、彼らと定期的な飲み会がありますので、SL談義を今から楽しみにしています。