大井川鐵道では大手私鉄から払い下げられた古い電車を伝統的に使っていますが、今、稼働するのは南海と近鉄、そして東急です。
南海と近鉄は元特急や急行に使っていた優等車両ですが、東急はロングシートの通勤型車。
特急車の方が風格があって人気のようですが、でも、東京出身者としてはこの東急の電車が、これはこれで味があっていいんです。



この、くの字型に曲がった前面が良いんですよ。
当時のはやりだったんですかね。

単行運転できるように改造されたので、反対側の運転席は後付けのもの。ストンとした切妻です。

2両編成で走っていますから、連結面はこんな感じ。
このチグハグ感がまたそそられます。
萌え~~ですね。

車内はこんな感じ。
何の変哲もない18メートルロングシート車。


でもつり革は当時のものでしょうか。
東急百貨店と文化村の広告。
渋谷も変わってしまいましたが、ここには昭和の渋谷の香りが残ってますね。

昭和43年製造。
あなたはいくつでしたか?
私は8歳、小学校2年生でした。
生まれてない方も多いでしょうね。
大井川鐵道は今年百周年ですが、この電車はあと数年で還暦です。
大井川鐵道に来たら、こういうところもお見逃しのないように、ぜひお楽しみください。
※明日、明後日はグランシップ・トレインフェスタ2025。
大井川鐵道も出店いたします。
掘り出し物があるかも・・・
皆様どうぞお越しください。
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