今日は静岡市内の日本平ホテルへ行きました。
素晴らしいホテルでしたね。
富士山も最高です。



お邪魔した目的は講演のお仕事をいただいたもので、主として静岡市近郊の経営者の皆様方に大井川鐵道の取り組みや現状などのお話をさせていただきました。
このように地元の有力者の皆様方に大井川鐵道を知っていただくことは、とても重要なことだと私は考えます。
それにしても、私の個人的な印象ですが、静岡県の皆さんは観光に対する認識があまりありませんね。
富士山も世界中から注目されていて、これだけ素晴らしい景色なんですけど、あまり熱心じゃない。
明らかに山梨県の方が富士山観光には熱心です。
それはなぜかというと、太平洋ベルト地帯であり、温暖で豊かな地域ですから「別に観光なんかやらなくたって・・・」とでも思っているかのように感じるのです。
だから、伊豆半島は観光地として有名ですが、伊豆から西へ進むとあまり観光地のような感じもせず、インバウンドの外国人の姿もあまり見かけません。
皆さん新幹線で通過しちゃってるのでしょうかね。
そういえば新幹線と言えば、つい最近まで(コロナ前)までは外人用のレールパスでは「のぞみ」に乗れないから、皆さん「ひかり」「こだま」に集中していた気がしますが、最近は東京駅や品川駅で見ていると、外人の皆さんも「のぞみ」に乗っている人を多く見かけます。
制度変更があって「のぞみ」にも乗れるようになったのか、それともジャパンレールパスで安く旅行しようという人よりも、ふつうに新幹線のノーマル券を買って乗るようになったんでしょうかね。
これも円安の影響なのかな。
だとすれば静岡県はますます通過するだけの県ということになるし、富士山は車窓から見るだけという観光地になってしまいそうで、いろいろと心配ではありますが、たぶん関係者の皆様方はそんなことも考えていないのでしょうかね。
とにかく人口が減っていくのですから、特に地方都市の人口減少は深刻な課題だとは思いますが、その深刻さを感じないという点で、私自身は深刻にならざるを得ないと思うのであります。
本日お世話になりました皆様、ありがとうございました。
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