二本木駅で活動していただいているNPO法人「中郷区まちづくり振興会(岡田龍一理事長)が、斉藤国土交通大臣から「手づくり郷土(ふるさと)賞」に認定されました。
その認定賞の授与式が5月24日、えちごトキめき鉄道の二本木駅で行われました。
国交省北陸地方整備局の信太部長さんから認定証を授与された岡田理事長です。
こちらは高田河川事務所の安達所長さんから副賞の盾を授与された森広子副理事長です。
地域の活動が国から表彰されたのですから、すごいですねえ。
https://www.mlit.go.jp/sogoseisaku/region/tedukuri/pdf/Part38_R05/R05_ippan_05.pdf
中郷区まちづくり振興会の皆様方は平成27年(2015年)から二本木駅で活動を開始されました。
JRからトキめき鉄道に変わるにあたって、地域としてはいろいろな不安があったと思います。
その不安を払しょくするべく自分たちで活動を開始したのが始まりだと聞いていますが、雪月花の運転開始当初からホームでのおもてなしを始めていただき、今日まで継続していただいているのはもちろんですが、駅の無人駅化に伴い、駅舎内で「さとまるーむ」という喫茶店をオープンしていただいて、365日、駅を守っていただいています。
また、昨年からは市振駅で同様の活動をスタートされている皆様方との交流も開始されていて、その活動の輪が広がって行ってます。
そういう長年にわたる活動が今回国から高く評価されたことになります。
そして、表彰されたのです。
えちごトキめき鉄道は「地域に愛され、地域とともに、地域の未来を作ります」が社是です。
二本木の皆様方の活動が外部からきちんと評価され、さらに活動の輪が広がって行くことが、えちごトキめき鉄道が目指す一つの形だと考えます。
だから、私は今回の受賞が自分のことのようにうれしいのです。
二本木駅を郷里に思う人たちは地元の皆さんばかりではありません。
東京や大阪などの大都市からも、この駅を郷里に思って訪ねてくる方がたくさんいらっしゃいます。
そういう方々は、もう、観光客ではありません。
二本木を郷里に思っていただけるのですから、立派な二本木住民だと私は思います。
そんな都会に住んでいる二本木住民の皆様方が駅に降り立った時、「おかえりなさい」と声をかけてくれる地元の皆さんがいらっしゃるということは、経営的に駅員を置くことができない会社にとっては本当にありがたいことなのです。
そんな二本木駅に途中下車して訪ねてみたいお店が2件あります。
今度のお休みにはぜひふらりとお越しください。
絶対にはまります。
ていうか、あんまり教えたくないんですけどね。
中郷区まちづくり振興会の皆様、おめでとうございました。
岡田理事長が活動状況を報告している時に、ちょうど旧新潟色の田島塗第一編成が到着してきました。
駅のホームが会場になった日でした。
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