新潟空港を拠点とする新しい航空会社「トキエア」が今日から飛び始めました。
やっと、やっと、飛ぶことができました。
長谷川社長さんをはじめ、トキエアの皆様、おめでとうございました。
どんな飛行機かって?
こんなに小さくてかわいい飛行機ですよ。
70人乗りのプロペラ機。
フランス製のATR-72-600型です。
今日から新潟空港と札幌市内の丘珠空港の間を週4日、1日2往復飛び始めました。
初便はいろいろとセレモニーなどが行われて、新潟県知事さんや新潟市長さん、県の局長さんなどたくさん来ると思いまして、私は午後の便を予約しました。
一応面が割れているので、そういうセレモニーが行われている便にのこのこと乗り込んでインタビューでもされたらイヤだしね。
トキエアのWebサイト見てたら、こんな写真がありました。
真ん中が長谷川社長さん。
その隣、向かって左が花角知事、右が中原新潟市長さんです。
本当におめでとうございました。
ということで、私は13時過ぎに空港へ行きまして、まだテレビカメラとかいましたが、ササっとチェックインして、ササっとゲートへ行きました。
チェックインカウンターには蘭の花がたくさん。
応援されていますねえ。
搭乗口にはマニアックな人たちが。
ていうか、乗客の半分ぐらいの人たちは札幌には別に用がないけど、とりあえず乗りに来た的な自称ユーチューバー系の人たちですかね。
私もそうだけど。(笑)
隣に停まっている全日空の飛行機はブリッジが付いていますが、トキエアは無し。
なぜなら乗り口が後ろなのでブリッジがつけられない構造なのです。
飛行機まではランプを歩いていくんです。
これ、なかなか面白いですよね。
沖縄の離島便などでよくありますが、ブリッジがつけられない小さな飛行機は、こういう乗り方をします。
皆さん、ずっとカメラを回していて、職員の人たちもそういうお客様を見て笑顔で歓迎です。
機内はこんな感じ。
初便は満席で出たようですが、私の便は空いてました。
滑走路へ向かう途中の小高い丘の上にもたくさんの人がいました。
カメラを持ってこの飛行機を撮影しているのでしょう。
ATRという飛行機はプロペラ機と馬鹿にできない性能で、離陸の加速感はジェット機よりも背中に来る感じ。
上昇角も大きくて、昔のYS11とは比べ物になりません。
機内では新潟の銘菓のお饅頭がサービスされました。
途中から雲に入りましたので、私はいつものように気絶して、気が付いたらドームが見えました。
丘珠空港には定刻より5分遅れで到着。
なかなか優秀じゃないですか。
この飛行機は前方に貨物室があるので、こうしてカバンをトラックに積み替えるのです。
丘珠空港でもやはりこうしてランプを歩きます。
雪があったら大変だとは思いますが、私は面白いと思います。
不断は歩けないところを歩けるんですからね。
もちろん、勝手にいろいろ歩き回ることはできませんよ。
丘珠空港では札幌の友人が私を迎えてくれました。
会社がすぐ近くなので見に来たって。
飛行機が到着するときに展望デッキに行ってたようですが、初便で札幌に飛んできたテレビ新潟のアナウンサーが私の便の到着をレポートしていたそうです。
そうそう、忘れてはいけないのが記念品。
搭乗口で飛行機に乗る前に記念品をいただきました。
トキエアーと書かれたエコバックの中にはいろいろな記念品が入っていました。
佐渡のお米もありましたよ。
私は就航日搭乗証明書がうれしかったです。
初便がBV101便、私の乗った午後便がBV103便ですが、それぞれの便名が入ってますから、なかなか貴重ですよ。
ということで、トキエアは本日就航いたしました。
15年ぶりの新しい航空会社ということで、私は産声を上げたその日に乗せていただきました。
歴史に立ち会った気がします。
もちろん、フルフェアー払ってるよ。
新潟-札幌、片道29000円でございました。
百聞は一見に如かずですから。
自分の目で確かめて、体験しないと語れませんからね。
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