私の町にD51がやって来た!

本日は糸魚川駅の開業110周年記念式ということで、糸魚川駅構内でD51が走りました。

駅にはたくさんのお客様がお越しになられまして、皆様とても喜んでいただきました。

糸魚川駅構内で走行したD51827

地元の重鎮の皆様方をお迎えしたテープカット
そして糸魚川氏の米田市長さんと石坂糸魚川駅長の出発式。
汽笛一声、D51が走り始めました。

私の記憶によると北陸本線からSLが消えたのが昭和44年。その後大糸線に残ったC56とC12が消えたのが昭和48年(1973年)ですから、糸魚川に49年ぶりにSLの汽笛が鳴り響いたことになります。
これって、すごいことだと思いませんか?

地元選出の高鳥修一先生。
私と高鳥先生は同い年ですから、子供の頃、D51が走っていた記憶も重なるのですが、以前からときどきふらりと直江津レールパークにいらしていただいたりしています。
鉄道に対する思い入れがきっとあるのでしょう。

私は社長ではなくお友達としてお付き合いさせていただいておりますので、一切要望を出したりすることはしておりません。だから、こうしていらしていただけるのだと思います。
詳しい大人の事情は分かりませんが、大変な時期にいらしていただいて、「社長、また面白いことやってくれましたね。」とけらけら笑いながらなごんでいただければありがたいと思います。

大人の事情と言えば糸魚川市は大糸線の問題を抱えているのですが、こうして鉄道が地域をにぎやかにできるという使い方をお示しできれば、少しは光が見えてくるのではないかと、私はそう考えています。

改作口前の通路ではマルシェが行われまして、糸魚川はもちろんですが、その大糸線沿線の小谷村の皆様方にもお越しいただきまして、たくさんのお客様で賑わいました。

雪月花と並ぶD51。
これもすごいでしょう。
雪月花の大きな窓のすぐ横にD51ですからね。

観光急行とD51。
う~ん、これって昭和40年代ですよね。
お父さんに連れられてやってきた子供がカメラを向けています。
この子は大きくなっても「ボクはお父さんと一緒にD51を見たんだ。」という思い出が残るでしょう。
そういうことをきちんと続けていくことで、鉄道の未来は開けていくのだと私はいつも思います。

そしてこの糸魚川駅110周年イベントに花を添えていただいたのがトキ鉄スペシャル・アンバサダーのNGT48の佐藤海里さんの1日駅長。

彼女の制服姿を一目見ようと、遠くからたくさんのファンに皆様方にお越しいただきました。

私は役得。(笑)
ファンの皆様申し訳ございません。

そして、本日一番活躍してくれたのがこの方。
ナベちゃん運転士です。
D51は火を焚いていないので運転席はとても寒いんです。
その環境の中で、朝から夕方までずっと運転してくれました。

ナベちゃん、ありがとう。
お疲れさまでした。

ご来場いただきました皆様、本日はありがとうございました。

この糸魚川駅でのD51の走行は明日も行われます。
お天気がちょっと心配ですが、皆様どうぞお越しください。