今週末は北海道に来ています。
視察です。
何を視察したかというと今日は手宮。
クロフォードが幌内炭鉱で産出された石炭を積みだすために北海道で初めて鉄道が敷かれたところ。
今は鉄道博物館になっています。
そして、アイアンホースという蒸気機関車が走っていて、体験乗車ができるのです。
▲アイアンホース号。本物の蒸気機関車です。
ターンテーブルに乗ってぐるっと開店するのも人気のイベントです。
蒸気機関車なんて45年も前にこの国から消えているんですが、それでもやっぱりちびっ子たちに人気なんですから不思議です。
▲こちらは明治時代、北海道開拓の時に活躍した「静(しづか)号」
大変貴重な機関車が今でも大切に保存されているのは大きな価値があると思いますが、やっぱり汽車は走ってこそ価値があるというもの。
オープンエアのトロッコ客車を引いて構内約200mを往復する体験乗車ですが、実際に走るということがいかに大切なことかということがよくわかりました。
小樽駅には石原裕次郎さんがいました。
小樽といえば裕次郎と言われていたのはもうかれこれ40年も前。
でも、若い人たちがこちらの裕次郎さんにカメラを向けていました。
これも今でも実際に使っているプラットホームにありますが、やっぱり、今でも使われているというのはここでも大事なことなんだなあと思いました。
博物館、公園、記念館など、日本全国にたくさんありますが、機関車が実際に走っていたり、ゆかりの場所が今でも実際に使われていたり。
考えてみれば神社仏閣も今でも実際に使われているところが流行っていますからね。
大切なのはハードではなくてソフトなのでしょう。
ということがよく解かった視察1日目でした。
明日はD51を見に行って夕方の便で新潟へ帰ります。
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