今日は糸魚川の天津神社へ出かけました。
来年春に開業を予定している新駅の建設が始まるに当たり、安全祈願祭が行われました。
ここは糸魚川駅からほど近く、歩いて行かれる距離ですので、糸魚川にいらした際にはぜひお立ち寄りください。
不思議な力を感じるパワースポットです。
ここには奴奈川(ぬなかわ)姫が祭られていて、由緒ある神社なのであります。
奴奈川姫というのは・・・・
「奴奈川姫(ぬなかわひめ)」は『古事記(こじき)』や『出雲風土記(いずもふどき)』などの古代文献に登場する高志国(現在の福井県から新潟県)の姫であると言われています。
『古事記』では出雲国(今の島根県)の大国主命(おおくにぬしのみこと)が沼河比売(= ぬなかわひめ?)に求婚に来た、とあり、また、『出雲風土記』では天の下造らしし大神(大国主命)が奴奈宜波比売(=ぬなかわひめ?)の命と結婚して御穂須々美(みほすすみ)命を生み、この神が美保に鎮座していると記されています。
あくまでも伝説ですが、それでも奴奈川姫を祭る神社が糸魚川・西頚城地方に多く、また、考古学的資料にも恵まれていること、さらには『万葉集(まんようしゅう)』の記述にある「沼名河の底なる玉…」との関係をみても、奴奈川姫は神秘的であり、姫にまつわる伝説がこの地方に多いのも興味深いものです。
ご興味のある方はお調べになってください。
ということで、来春に新駅が無事にできますようにという工事の安全祈願祭でした。
その奴奈川姫は糸魚川駅前でマスク姿で迎えてくれました。
実に時勢に合っていますね。
ちょうど発車していく大糸線の列車を見ました。
いいなあ、大糸線。
よし、今度乗りに行くぞ。
帰り道は能生にある新潟県海洋高校にお邪魔いたしまして増田校長先生に御挨拶させていただきました。
授業で水産加工の実習をしている学校ですので、トキ鉄とコラボで商品開発のお話をさせていただきました。
この海洋高校は相撲が強く、相撲界へ進む卒業生も多いところですが、この春には運転士候補でトキ鉄に1名就職しています。
後ろに展示してある賞状やトロフィーを見ると、どれだけすごい学校かがわかりますね。
一日かけて地元を歩きましたが、なかなか面白い地域ですね。
掘ったらお金がたくさん出てきそうな予感がします。
ここにもお金が落ちていると思いますよ。
地域の皆さん、一緒に拾いませんか?
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