ランチ・ミーティング

トキめき鉄道は総務部、運輸部、営業部、設備部の4部門から成り立っています。

そのうちの設備部は線路の保守点検、電気設備などを担当する部署で、建物も少し離れたところにあります。
そして、電気、土木、軌道など担当が分かれていますので、ちょっとコミュニケーションが取りづらい特徴があります。

そこで、コミュニケーションを取りやすくしようと、月に一度、部内でランチミーティングが開かれています。
もちろんお昼の時間帯ですから参加は強制ではなく、気が向いた人たちが集まってくるという感じなんですが、ふだん顔を合わせることのないスタッフなもので、私はずっと興味がありました。
でも、お昼の休憩時間に社長がやってくるとなると、自分がスタッフだったらイヤだなあと思って、遠慮していたのですが、チラッとそんな話を設備部長にしたら、「そんなことないですよ。みんな喜ぶと思いますよ。自由参加だし、勤務評価には影響しないってルールになってますから、ぜひ一度参加してください。」という話になりました。

ちょうど年度当初ということもあって、じゃあ参加してみようかと思いまして、昨日木曜日に設備部の建物にお邪魔して皆さんと一緒にお昼ご飯を頂きました。


380円の仕出し弁当です。

ランチミーティングの様子です。

若い人たちが多いでしょう。
うちの設備部は男所帯ですが、イケメンぞろいです。

何の話をしたかというと、私が以前から思っていたことを質問してみました。

「電車の架線にカラスが止まっても、どうして感電しないのか?」

電気の専門家がまじめな顔で一生懸命説明してくれました。
そうしたら土木の専門スタッフが、「へえ、そうなんだ。知らなかった。」だって。
それだけ専門分野がわかれているということなんです。

で、今度はその土木に人に、
「幽霊トンネルとか、心霊現象が言い伝えられている場所ってある?」
と質問しましたら、

「ありますよ。〇〇のところの旧道なんですけど。」
とか、
「慰霊碑が建ってるところも何だかヤバそう。」
なんて話が次から次へ。

さすが、専門家。
線路を知り尽くしているようです。

今度、イケメン職員が案内する心霊スポットツアーでもやりましょうかね。

ところで、部長によると、いつもはたいてい数名しか参加しませんからというランチ・ミーティングですが、ご覧の通り予想外にたくさんのスタッフが参加してくれました。
社長としてはうれしいんですけど、これでは3密になりそうです。
食事中なので皆さんマスクもしてないし。

トキめき鉄道沿線は新潟県内でも発生状況が少なく、首都圏のように対策がひっ迫している場所ではないのですが、それでも3密は避けなければなりませんので、早めに切り上げたランチ・ミーティングでした。

ふだんはお客様に直接接することのない設備スタッフですが、彼らは鉄道の安全を支える縁の下の力持ち。厳しい気象条件の中で、たいへん重要な仕事を黙々と行ってくれている貴重な人材であります。

コロナの拡散状況にもよりますが、来月も参加したいと思います。

設備部の皆さん、ありがとうございました。