何処にも所属しない最長期間

徒然なるままに・・・

 

そういえば、6月12日にいすみ鉄道の社長を退任してからかれこれ半年が経過しました。

 

数えてみたんですが、サンデー毎日=つまり、どこの会社にも所属しない生活が今日で181日になりました。

サンデー毎日と言っても、どこかの会社に所属していないというだけで、いろいろ動き回っているのは皆様方にお知らせしている通りで、おかげさまでいろいろな皆様方からお仕事のお話をいただいて何とか生きております。

そして、こういう何処にも所属しない生活がこれほどまで長く続くというのは、なんだかんだ言って学校を卒業して以来の人生初でありますので、結構新鮮な感じがしているのも事実で、なかなか快適でもあります。

 

おそらく、今、サンデー毎日とは言いつつも、いすみ鉄道社長時代よりも忙しく動き回っていて、これまた人生初と言えるぐらいスケジュール帳がパンパンになる状況ですが、スケジュールがガラガラだととても不安になる性分は昔からですので、あえてスケジュール帳をいっぱいにしているのです。

 

さて、そんな私の12月ですが、困ったことにクリスマスに北海道出張が入っているまでは良いのでありますが、12月27日から1月10日ぐらいまで、まったく予定がなく、スケジュール帳が真っ白の状態です。

 

考えてみれば年末年始のこのような状況というのは、一般社会人の皆様方にしてみたら当然のことかもしれませんが、私にとっては年末年始にスケジュールが空いているなどということも実は人生初のことでありまして、空港時代からずっと大みそかも元旦も普通にシフトで働いてきていた人間としては、いすみ鉄道で過ごした9年間ももちろん休みなく会社に出ていましたので、12月27日から1月初旬までスケジュール帳が真っ白なのを見るにつけ、あらためてどこにも所属していない自分を実感する次第であります。

 

となると、私としては不安を少しでも解消するためにこの間の空白を埋める努力をしなければならなくなるわけで、今のところ自分で決めているのは12月31日の年越しは国吉の出雲大社で迎えようと考えているのですが、その後はまったく予定がありません。

団長に「1月2日は餅つきやるよ。」と声をかけていただいてはいるのですが、「辞めた人間がいつまでものこのこと行事に参加するのもおかしいでしょう。古竹社長さんにやってもらってくださいよ。」と伝えてありますので、年越しが終わって帰って来てから1月11日までの10日間が全くのブランク期間ということになります。

 

ちなみに1月12日からは助役と一緒に大阪イベントのお手伝いが入っておりまして、そこからが新年のお仕事はじめということになりますが、今、この正月の10日間のブランクをどうやって埋めようか、真剣に考えているのであります。

 

そして、その一つが昨日お話ししたサン・セバスチャン化計画。

10日間あれば十分に行ってこられますから、こういう時じゃないと行けませんので、行ってみようと昨日からネットで切符とホテルを調べていて、「う~ん、行けないこともないな。」というのが本日時点での経過でございます。

 

来年は6月にドイツのハンブルクへ行くことはすでに決定していて、ホテルも抑えてある状況ですが、そうなるとヨーロッパへ2回も行くことになりそうですから、せっかくだったら長距離列車に乗ってみようかなあなどと思っておりまして、考えてみれば私は10年前までイギリスの会社に勤めていたということをすっかり忘れて、今では田舎のおっさんになっているのでありますが、年に2回のヨーロッパなど、当時から見れば大したことありませんから、「久しぶりに行動の年にするか。」と、だんだんその気になって来ているのです。

 

あっ、でも、アメリカにも久しぶりに行ってみたいなあ。

そういえばオーストリアも10年行ってないし。

 

とまあ新年に向けて夢が膨らむ今日このごろであります。

 

そうそう、お金の余裕は全く無いので底をつく前にどこかに所属させていただいてお金を稼ぐ算段をしなければならないのも事実ではありますが、お金がなくても飛行機に潜り込む特技は持ち合わせておりますので、旅行へ行くことは特に金銭状態とは関係ありません。なぜなら、お金があって旅行をするのは誰でもできることで、そういう旅行は得てしてくだらない旅になることは過去の人生で証明済みですから、私はお金を掛けずにどうやって優雅に旅をするかということを常に考えているのであります。

 

さて、明日はどんな一日になりますでしょうか。

もちろん良い日にしなければ。

 

ということで、皆様、どうぞ私にお仕事を下さいますようよろしくお願い申し上げます。

 

 

イギリスの電車に乗って。2005年の私。