車両増備計画

昨年導入した最新車両のキハ20は多くの皆様方からご好評をいただいております。
最初は「モドキ」と呼ばれることを覚悟しておりましたが、たとえ「モドキ」でも、こういう車両があるとないとでは大違いです。
実際に走らせてみると、それはそれは日本の田園風景に良く似合う。
いまどき、たかだか3セクの新型気動車に、外見だけですが国鉄風にしただけで、これだけ話題になるのは大変ありがたいことで、どうしてこんな簡単なことを今まで誰もやらなかったのか、不思議でなりません。

模型雑誌の「とれいん」がいすみ鉄道の新型キハ20を特集してくれています。
バリバリの鉄道ファン向けの模型雑誌が、たかが3セクのDCを取り上げてくれるのですから、ありがたいですよね。


中は数ページにわたって特集していただいていて、模型化のための資料としての価値が高い内容となっています。
ちなみにキハ20は国鉄時代の両運転台1エンジン気動車。いすみ300形と同じクロスシート、トイレ付ですから、301、302に続いて303としたかったのですが、キハ20-303という車両は、かつて四国に実在していて私も乗車した記憶がありますから、1000番台として1303にしたというのが本当のところです。
新潟トランシスという会社が、わずか1両の発注にもかかわらず、特別料金を払うわけでもないのに、このような車両を作ってくれたことに、感謝していますが、他の鉄道会社も、こういう車両を作ってくれる会社でありますので、ぜひ発注してみたらいかがでしょうか。
でも、そう考えると、キハ28だって外観上全く同じものを作ることだってできないわけじゃなく、485のボンネットだって583だって、新車で作ってしまえばよいと私は思うのです。
さて、今後、どのどうな車両を増備しようか、今夜の私はそのことで頭の中がいっぱいです。
115系がどんどん廃車になっているようですから、チャンスでありますが、電車は無理ですから、やはりキハ40が1両ぐらいあっても良いなあと思います。なるべく原型に近いものが欲しいのですが、やっぱり冷房がないと今の時代きびしい。でも、冷房改造されているのはロングシートだし、車内が登場時に近いものは非冷が多そうだし、なかなか難しいところです。
私としては正直機関車が欲しいのですが、蒸気機関車は整備だとか方向転換だとかで難しいものがありますから、やはりDLになります。DE10が大きさ的にはちょうどよいかもしれませんが、キャブの窓に風格があるのはやはりDD51ですよね。
終端駅での機回し設備がありませんから、プッシュプルで運転することになりますので、最低でも2両は必要でしょう。
機関車列車には客車が必要ですが、今どきですからやはり12系でしょうね。
予備車も含めれば最低でも4両は必要でしょう。
外観はそのままで、内装を改造するとして、レストラン列車は12系客車の2両を充てるのがいいと考えています。
機関車の列車は定期列車としてはJR線上から消えてしまいましたので、やはり増備しておきたいものです。
それと、いつも思うのですが、各鉄道会社はどうして貨物列車の復活運転をしないのでしょうか。
SLの末期にはまず旅客列車から無煙化されて、最後まで残ったのは貨物列車です。だからSLの復活運転は私は貨物列車であるべきだと思いますし、DLだって貨物を引く姿が一番似合うように思います。それもタンクやコンテナではなくて、ワムだとかトラだとかの2軸貨車を連ねた昭和の貨物列車を再現するべきだと私は思います。
だとすると、ワムは茶色や黒などを取り混ぜて5両ぐらいは必要だし、トラも3両は欲しい。白いレムが2両にヨを1両とワフ1両あればある程度様になるでしょう。
そう考えると、混合列車をやりたくなりますから、旧客も2両ぐらいあった方が良い。
1両はオハフでもう1両はオハユニでしょうね。
そうなってくると、どこで走らせるかという問題になりますが、そういうことを深く考えていると物事は先に進みませんから、とりあえず今のところこのような車両増備計画を立てています。
あとは資金ですね。
平成27年度はおかげさまで業績が良かったですから、このぐらいの資金も何とかなるかもしれません。
ということで















今度、グリーンマックスへ行って注文を入れておきます。
助役、どこで走らせるか考えといてね。
コントローラーは2台ありますから大丈夫です。
今日から新年度。
皆様、どうぞよろしくお願いいたします。