いつまでも、あると思うな

先週から始まったいすみ鉄道のホタル列車。
たくさんのお客様にご利用いただいて毎年大人気の企画ですが、今年は、いよいよこの土日の2日間を残すのみとなりました。
最初に始めた6年前は、いろいろトラブルもあったようですが、いすみ鉄道のホタル列車は数を重ねるごとにスムーズな運行ができるようになりまして、スタッフの皆がしっかりやってくれていて、私は彼らに安心して任せることができるようになりました。つまり、「社長の出番はありませんよ。」ということで、私はこの機会に3人の「おふくろさん」達にホタルを見せてあげようと、おばあさんホタルツアーを行ってまいりました。

こちらは先週の金曜日、東京板橋のおふくろ(右)と、同級生のりなのママ(左)を連れて大多喜の山の中でホタル観賞をした後、今度は海のホタルでソフトクリームをパクつく2人のママです。
この2人のママは東京育ちですからホタルなんてほとんど見たことがありません。
2人とも「80過ぎて初めて見た。」と大はしゃぎでしたが、一緒に行った同級生のりなは、「鳥塚君、すごいことだよ。80歳で初めての経験なんだから。」
私は「・・・・・」
まあ、喜んでいただけて何よりですね。

そして本日は、地元ユーカリが丘の一美ママを連れてのホタル見物。
足が悪くてあまり歩くのが得意じゃないママは、どちらかと言うと自宅にこもりがちで、ふだんは高層マンションの窓からの景色がお友達という生活なんですが、今日は「ホタルを見よう。」と言って誘い出してみました。
一美ママは四国育ちなんですが、「ホタルなんて10代のころ見て以来。」と大喜び。
「10代のころっていつですか?」と聞いたら、
「そうねえ、60年前かしら。」だって。
すごいですねえ、人生は。
それではということで、帰りは遠回りをしてアクアラインからレインボーブリッジ、東京タワー、スカイツリーと全部回って、「東京だよ、おっかさん」夜景コースと相成りました。
それにしても3人合わせて240歳。
すごいですよね。
なんだかご利益ありそうでしょう。
今日の一句
いつまでも、あると思うな、親とキハ。
皆さんも早くした方が良いですよ。