今日から3日間、大多喜町で「全国高校生地域鉄道交流会」が始まりました。
ご記憶の方もいらっしゃると思いますが、この交流会は昨年の8月に第1回が秋田県の秋田内陸縦貫鉄道の始発駅、角館で行われたもので、今年は第2回目。
昨年の交流会の様子は「こちら」です。
その昨年の第1回の交流会の時に、主催の岩倉高校の先生に、「来年は是非いすみ鉄道でやってください。」とお願いをして実現したのが今日から始まった第2回交流会ということなのです。
主として参加している学校は岩倉高校、成城高校、安田学園高校で、それに大多喜高校の生徒さんたちが加わり、それぞれの活動を発表し、明日は実際にいすみ鉄道に乗りながら沿線を実地調査して研究活動を行い、明後日の最終日に発表を行うという3日間です。
私がなぜ彼らのような高校生をいすみ鉄道にお招きして研究のテーマにしていただくかというと、それは、ローカル線を次の世代に繋ぐため。
自分もそうでしたが、10代のころ熱心にやることは、その人の人生の中で「一生もの」になりますから、若い彼らにいすみ鉄道を知ってもらい、思い出にしてもらうことで、ローカル線を将来へ繋ぐモチベーションになるようにと考えているからです。
もう使わなくなったから、いらなくなったから廃止にしてしまおう。
これからの日本を背負って立つ彼らには、そういうさみしい心の大人になってもらいたくないのです。
大多喜町中央公民館で。
今日は開会宣言の後、私が1時間ほど「講演」をさせていただきました。
「地域鉄道って直流じゃなくて交流なんですか?」と言ったら会場の皆さんは大笑い。
普通の人じゃわからないオヤジギャグがちゃんと通じましたよ。
皆さんはわかりますか?
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