初詣に行きました。

今年も初詣に行きました。
私はいつも成田山です。
子どものころからず~っと成田山。
理由は佐倉に機関区があって、国鉄で行けば停まっている機関車や客車が見られるから。
学校の友達はみんな明治神宮とかに行っていましたが、お正月の初詣は親公認で堂々と電車に乗って遠くに行くことができたから、成田山に決めていました。
行きは総武本線、帰りは成田線。
途中下車して当時の旧型国電や客車列車の写真を撮ったりしてました。
昭和40年代からです。
家庭を持ってからは家内の実家が佐倉ということもあり、空港に勤務してからもずっと成田山。
40年以上も同じところにお参りに行っていると、行かないと気が済まないというか、行くのが当たり前という感じで、いわゆる恒例行事です。
で、自宅のある佐倉から成田へはいつも車で行きますが、途中には佐倉宗吾郎を祀る宗吾霊堂の脇を通り、帰り道は台方の麻賀多神社に寄って帰ってきました。
麻賀多神社は佐倉市内にもありますが、成田市台方にある麻賀多神社は、日月神示が降りた所として知る人ぞ知る神社。
あんまり詳しく話すとオカルトだと思われてしまいますので、詳細は省きますが、あまり人がいない神社で境内は幻想的な雰囲気なのが好きで、私にとっては成田山と共に気になるパワースポットの一つであります。(興味のある方は「日月神示」で調べてみてください。面白いですよ。)

宗吾霊堂

成田山

台方の麻賀多神社 佐倉付近にはたくさんのパワースポット?があります。

参道にはゆめ牧場さんの売店が何か所もあります。私はいすみ鉄道のビジネスをするにあたり、ゆめ牧場の秋葉社長さんの展開をとても勉強させていただいております。牧場のブランド化ですね。
さて、ここで皆様方に質問です。
お賽銭はいくら入れますか?
私は「みんなが幸せでありますように。」と願うだけで、毎年とくに自分のことで神頼みをすることはありませんが、お賽銭はいつも1000円入れることにしています。
それから1枚1000円の御札を2枚買って、前年の御札をお返しするときに1000円を添えて、という感じですが、特に氏子や檀家になっているわけではありませんので、1年に一度のご挨拶と思っていますが、いかがでしょうか。
いくら個人的な願い事をしないとはいえ、まさか、10円とか100円で済ませるわけにもいかず、1万円札を入れる勇気もないからですが、どうも周りでお参りをしている人たちを見ていると、「チャリ~ン」といっていますから小銭のようです。
不景気だからでしょうか。
でも、いくら不景気だとはいえ、10円や100円の小銭であれもこれもお願いするようなちゃっかりした考えでは、逆に罰が当たりそうだと思うのですが。
成田山の参道には必ず托鉢(たくはつ)のお坊さんがいます。
私が子供のころは池袋や浅草などの繁華街には白い服を着た傷痍軍人という人たちがいて、アコーデオンを弾きながら物乞いをしていましたが、母から「お金をあげてはいけません。」ときつく言われていました。
その時は托鉢のお坊さんも同じような感じなのかと思っていたのですが、仏教学校に進学した友人が、修行のために托鉢をしながらお寺の軒先を借りて自給自足の旅をした話を聞いてから、托鉢のお坊さんに出会うと、「ご苦労様です。お体をお気を付けください。」といって喜捨することにしていますが、金額はいつも500円。
そして小さなダルマと招き猫を買って、米屋の栗むし羊羹を買いますが、そうやってお寺と神社を回ると、だいたい10000円ぐらいになる勘定です。
子どもの頃、自分の親父から、「給料をもらうようになったからといって、全部自分のお金だと思っちゃだめだぞ。」と言われたことが妙に心に残っていることも事実で、このぐらいのことをしないと初詣に行く意味がないと考えているのですが、いろいろな意味で「お前はまだまだ甘い。」と草葉の陰から親父に言われている気がしてなりません。
ふだんは何も考えずに生きているのですが、初詣に行くときだけは、こんな気になるのが不思議ですね。
初詣にあたり一つだけ感じていることは、世の中には自分の意志ではどうにもならないような不思議な力があるということ。
50年以上生きてきていますが、これだけは疑いようがないことだと思います。
皆さんはどの様な初詣をされましたか?
お守りを買うのでしたら、いすみ鉄道のお守りが一番パワーがありますよ。