今日はこどもの日。
いすみ鉄道もたくさんのファミリーでにぎわいました。
数年前とはお客様の層がガラッと変わりました。
以前はお城めぐりなどのシニア層が中心でしたが、ファミリーに多く来ていただけるようになりました。
子どもの頃、お父さんお母さんに連れてきてもらったところって記憶に残るものです。
大人になって、自分が親になったときに、必ず訪ねてみたくなるものだと思います。
そうやって、一人でも多くの子供たちがいすみ鉄道を思い出にしてくれれば、ローカル線の良さが後世に伝わっていく。
そして、何十年後にまた必ず訪ねてきてくれる。
これが、私がいすみ鉄道で実施している壮大な計画です。
30年後、40年後、今いる大人たちがみんな総入れ替えになって、新しい大人たちが出てくるわけです。
そういう大人たちが、また、次の世代に何かを伝えていくわけです。
私たちがみんないなくなっても、いすみ鉄道が思い出になっている大人たちが、次の世代にその思いを伝えていく。
これが壮大な計画なのです。
そのためには、いすみ鉄道に来る子どもたちが大人になるまで、いすみ鉄道が走っていなければなりません。
それが私の使命ですね。
1973年(昭和48年)のゴールデンウィーク 上総中野にて。
中学1年生の時の私です。
車両はキハ11の1両編成
この写真を撮影した39年後の現在でもいすみ鉄道で同じ国鉄形のディーゼルカーが走っているのは、この1枚が私の原動力なのです。
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