龍ヶ崎市議の皆様方ご訪問

先週、茨城県龍ヶ崎市の市会議員の皆様方6名がいすみ鉄道にご視察にお見えになられました。
龍ヶ崎といえば茨城県南部の歴史ある町。
既に町おこしでコロッケが有名になっていますし、今年公開の映画「うさぎドロップ」の中でメインの撮影地となっていますから、私がいすみ鉄道でこれからやろうとしていることがすでにできちゃっているわけで、そんな先進的な龍ヶ崎のリーダーの皆様方が、いすみ鉄道に何を見に来られるのか、不思議に思いました。
実際に皆様方のお話をお伺いすると、鉄道を使って何とか町の活性化につなげられないかということ。
龍ヶ崎には関東鉄道竜ヶ崎線という4.5キロの小さな私鉄が常磐線の佐貫から分岐していて、その鉄道がいすみ鉄道と同じように非電化で、なんとも言えない風情があるのです。

いすみ鉄道で観光客の皆様を町に呼ぶことができるようになった事例をご覧になって、龍ヶ崎でも、何とか活性化したいというご意向ですので、いすみ市の市民提案事業として、国吉駅に隣接する苅谷商店街の空店舗を利用して「町の駅」を計画している吉田さんをご紹介して、意見交換をしていただきました。
それにしても、皆様、郷土愛でしょうか、自分たちの街を何とかするために本当に熱心に勉強されていますね。
いすみ鉄道でも7日に、いすみ市の商工会、法人会の皆様方40名様を茨城県の鹿島臨海鉄道、ひたちなか海浜鉄道の視察にバスでご案内いたします。
ローカル線を抱える沿線として、こちらも地元の皆様方、気合入っていますよ!

竜ヶ崎駅の関東鉄道の列車。4.5キロ、7分の旅。いいですよ。
ところで、龍ヶ崎? 竜ヶ崎?
市名としては最近、龍ヶ崎に統一しようということになったようですが、町中には竜ヶ崎も龍ヶ崎もどちらも氾濫状態。
いいですね、こういうおおらかな感じは。
茨城県民のゆったりとした気質を感じます。
何でもかんでもはっきりさせる必要はないのです。