会社 (いすみ鉄道) から私に請求書が来ました。
請求者はいすみ鉄道株式会社社長 鳥塚亮
あて先は有限会社パシナコーポレーション社長 鳥塚亮
そう、私が私に出した請求書です。
それもハンパじゃない金額の請求書です。
何の請求書かというと、国吉駅のネーミングライツ。
「風そよぐ谷 国吉」 と命名してから、早いものでもう1年になろうとしています。
そしてこの請求書は更新金額の請求になります。
私は、昨年夏、いすみ鉄道の社長に就任して、すぐに、再生の拠点となる場所を探しました。
大多喜はすでに観光地として出来上がっているし、駅構内にもこれ以上スペースがありません。
いろいろ見ていて気が付いたのが国吉駅。
上りホーム(大原方面乗り場)に立って線路の向こうを見ると、民家が1件もなく、田んぼと山が広がっているだけ。千葉県の中でも線路の向こう側180度何もない景色が見える駅は数少ないはず。
思わず、「ここは良いなあ~」と、しばしたたずみました。
よし、ここに決めよう!
そうしてできたのがムーミンショップであり、仮想ムーミン谷なのです。
今年の夏はとても暑い日が続きましたが、国吉駅の待合室にはいつもさわやかな風が通り過ぎていて、うだるような暑さの中、ホッとする空間でした。
私の前任の吉田社長が発案したネーミングライツ。
リーマンショック以降、企業が真っ先に節約するのが広告宣伝費ですから、駅名のネーミングライツなど、なかなか購入していただけないと思っていました。
まして、いすみ鉄道のような名もないローカル線ではなおさらです。
それでも、私の就任後、三育学院大学さんが久我原駅を、デンタルサポートさんが大多喜駅をお申し込み頂きました。
私は、この不景気に、ローカル駅のネーミングライツが3つ決まればこの企画は成功と言えるだろうと思い、その3つ目の駅としてお気に入りの国吉駅のネーミングライツを自分で購入することにしたのです。
それは、私が社長としていすみ鉄道に、国吉駅にどれだけ思いを持っているか、ということを示す意味もありました。
ただ、自分の会社(有限会社パシナコーポレーション=鉄道DVD制作)の名前を駅名に付けるのは気が引けましたので、国吉駅に一番ふさわしい名前として 「風そよぐ谷」 と命名しました。
国吉駅は田んぼと山との間に夷隅川が流れていて、深く谷のようになっていること。
駅がある地域の地名が 「苅谷」 ということ。
そして、ムーミン列車が走るムーミン谷。
そういうところから、「風そよぐ谷」 なのです。
いすみ鉄道の駅名命名権。
この3駅以外はまだまだ発売中です。
おかげさまで今やいすみ鉄道は全国区でありまして、命名権の効果もかなり期待できるようになっています。
さあ、皆さんも会社やグループで、ひと駅いかがですか?
私の会社のホームページはここです。
各種鉄道DVDがそろっています。
いすみ鉄道の活動費はここからねん出しています。
是非ご購入下さい。
いすみ鉄道同様、よろしくお願いいたします。
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