1月17日と31日に運転する大井川鐵道の夜行列車は現在お申し込みを受け付け中ですが、とんでもない事実を発見しました。
ご案内の通り、電気機関車けん引による12系客車の夜行列車ですが、実は乗車時間が半端なく長いのです。
打ち合わせの時に「社長、これで行きます。」と言われて、「はい、わかりました。」とふんふんという感じで返事をしたものの、正直申し上げて詳細に関してはお任せしておりました。
で、今になってよく見ていたところ、何と何と、大みそかの年越し夜行を上回る長時間乗車が可能であることが判明しました。
19:25出発という時刻は大晦日の年越し夜行と同じです。
この時刻を出発時刻にしたのは私が学生時代に乗っていた東北本線の「八甲田」などの夜行急行がだいたいこの時刻に上野を出ていたからで、新宿からの上諏訪、長野行や上野からの長岡行、そして東京からの大垣夜行などは日が変わる直前に始発駅を出ていましたが、それは走行距離が比較的短い列車だったからで、夜行列車と言うのは500km、600km、あるいはそれ以上の距離を走る「急行列車」というイメージをお持ちの方も多いと思います。そういう長距離急行列車に使用されていたのが12系でしたから、12系の夜行列車であればできるだけ長い時間乗っていたいと考えるのも人情でしょう。
では、どれだけ乗っていられるかと言うとですね、夜行列車がそのまま翌日のEL急行になだれ込む形の運用になりますから、19:25に出発した列車は翌日の16:43まで乗りとおすことが可能なダイヤになっているのです。
え~と、通算乗車時間21時間18分?
ということは、東京駅を午前10時に発車していた西鹿児島行の急行「桜島」「高千穂」だったらどこまで行くのでしょうか?
21時間18分ということは、翌日の7:18ということになりますね。
手元にある1972年3月の時刻表によると、「桜島」は7:16熊本着。「高千穂」は大分6:46、臼杵7:38ですから、そこまで行くだけの時間を列車の中で過ごすことができるということなのです。
おそらく機関車けん引の客車列車では現在日本最長時間列車となることは間違いないでしょう。
ていうか、こういう経験を令和の今の時代にできるということ自体、オンリーワンなのであります。
これ、夏だったらいくら12系に冷房があるとはいえ、かなり地獄の行路になると思いますが、この季節ですからぬくぬくと暖房の効いた車内にいればよいのですから、ぜひ、話のタネに乗ってみてはいかがでしょうか?
SLだと水の補給、石炭の補給、火床整備などがありますから、そんなに長い時間走り続けることは不可能ですが、電気機関車だからこそできる「技」なのであります。

と、ここまで書いて気が付きました。
この夜行列車の企画をした人は、かつて2晩連続耐久56時間の夜行列車の企画をしたのと同一人物でした。
私じゃないですよ。
その人が誰かは当日いらしていただければお判りいただけます。
ということで、いかがですか?
21時間の汽車旅。
日本で唯一可能なのが大井川鐵道です。
皆様方のご乗車をお待ちいたしております。
▼お申込みはこちらです。
1/17,31 ブルートレイン急行-12系客車 夜行列車運転 | 大井川鐵道【公式】
▼ご参考
昭和の時刻表の旅 目指せ 急行「高千穂」!! | 大井川鐵道社長 鳥塚亮の地域を元気にするブログ
あのさあ、こういう列車は多客期ではできませんから、乗るなら今ということになりますね。
2月にも1本ぐらい運転できるかな?
と言ったところです。
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