盆と暮れが一緒に来たという言葉があります。
とても賑やかで忙しいという意味です。
私は東京生まれの東京育ちですから、正直言ってこの言葉の意味がよくわかりませんでした。
なぜなら東京ではお盆も暮れから正月にかけても、人口が減少してシーンとなるからです。
お盆も年末年始も会社が休みになりますから、お休みをとってどこかへ出かける人が多くなります。
国内旅行や海外旅行などもそうですし、田舎へ帰省する方も多くいらっしゃいます。
昨日私は東京駅から新幹線に乗りましたが、駅構内はごった返していて、電車も満員でした。
で、考えてみたらそういう皆さんはどこへ行くかというと田舎へ行くのです。
だから田舎はお盆や正月は混んでいるのです。
今日の静岡の町も若者たちがごった返していて、飲食店などは入れるところはありませんでしたが、こういう現象は東京育ちの人間にとっては思ってもいないことで、なぜなら私が住んでいたころの都内はこの時期になるとシ~ンとしていたからです。
今は外国人や東京を目指してくる地方からの観光客も多そうですから、一概に昔のように空いているとは思えませんが、それでも通勤地獄は無いでしょうからふだんに比べたらまだましだと思います。
上越にいた時もそうでしたが、盆と暮れが一緒に来たような賑わいがあるのが地方都市で、それはそれで季節感があっていいことなんでしょう。
一人モンがふらりと入れるような居酒屋が全くなくなるのはいただけませんが。
さて、暮れも押し迫ってくると皆さんお忙しいと思います。
静岡へ来て初めて聞いたのですが、29日は大掃除をしないらしい。
なぜなら29日ですから「二重苦」になるからだと言われました。
これは初耳でした。
お正月の玄関に飾る門松などの飾りつけは30日や31日に飾るのは「一夜飾り」と言って神様に失礼になるからいけませんというのは東京でも言われてましたが、各地で風習があるようですね。
東京や千葉では大晦日には年越しそばを食べる習わしがありますが、皆さんの地域はいかがでしょうか?
年越しそばはお正月の準備や大掃除などで忙しくて、とてもじゃないけど夕ご飯の準備などしている時間がないから、簡単に食べられる蕎麦にしようというものだと私は子供のころから聞いていましたが、新潟にいたころは、年末になると多分昨日や今夜あたりからお寿司を食べたりオードブルなどのごちそうを食べるらしい。
らしいというのは、一度も御呼ばれされたことがないのでその現場に立ち会っていないからですが、お正月になる前にごちそうを食べるというのは私の家ではない習慣でした。
それだけ新潟というところは豊かな土地なんでしょうね。
お雑煮も地域によっていろいろと作り方が違うようで、四国の方ではあんこが入った丸餅がみそ汁の中に入っているのがお雑煮だとか。
東京のお雑煮は澄んだ汁の中にお餅と鶏肉、大根、ニンジン、せいぜい里芋とみつ葉が入ったあっさりとしたものでしたが、まったく違う土地からお嫁さんをもらうと、まったく違うお雑煮が出てきたりして、おもしろそうですね。
そういえば新潟ではどういうお雑煮なのか。これも御呼ばれされたことがないので残念ながら未知の世界でありました。(涙)
てなことを考える年の瀬であります。
さて、今年の私の一番のイベントは何だったのかというと、やはりこちらでした。












3週間にわたる断食道場入りで、生まれて初めての全身麻酔なるものを経験しました。
65歳の年に生まれて初めての経験というのはなかなか興味深いもので、全身麻酔をかけられているときに幽体離脱して自分を斜め上から見る経験ができるのではないかと期待しましたが、残念ながらそんなことはなく、夢一つ見ない暗黒の世界でありました。
断食道場暮らしはそれはそれで寝ているだけですから居心地が悪いものではありませんが、世の中に取り残される恐怖感にとらわれて、朝から晩までパソコンに向かいつつ企画案件に没頭しておりました。


出所したらすぐにその足でこちらへ向かいまして、特大のソフトクリーム。

そしてお昼ごはんにこちらをパクついたのは、今となっては懐かし思い出です。
ということで、今年もいろいろなことがありましたが、おかげさまでこうして年の瀬を迎えることができるのは、樋口一葉の大つごもりの時代から比べるとなんと幸せというものでございましょうか。
今夜の私は少し風邪気味なものですから、いつだったか上越の病院でもらった薬が薬箱の底から出てきましたので、こいつを飲んで早く寝ようと思います。
明日は年越し夜行ですから、体調を整えないと。

ていうか、島塚になってるし・・・(爆)
皆様どうぞ良いお年をお迎えください。
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