ハニートラップ

最近ネットでハニートラップという言葉をよく聞きます。
昔の日本語で言うと色仕掛けとでもいうのでしょうか。
中国へ行くとすごくきれいな女性が接待についてくれて、隅にも置かないおもてなしをしてくれる。
そうすると世の男性陣はフラフラとその欲望に負けてしまって、トラップですから、つまり餌食になる。
餌食になれば弱みを握られることになりますから、何でも中国の言いなりになる。

こういう人を媚中派と言うらしいですけど、ネットで騒いでいるだけでマスコミは報道しない。
ネットで騒いでいるだけでマスコミが報道しないものは信ぴょう性が低く、「そんないい加減な情報を信じてはいけません。」とか、「デマに騙されてはいけません。」とか、ほんの半年ぐらい前まではそう言われていましたが、もしかしたらそのマスコミの側に何か報道しない理由があるのではないか。もしかしたらマスコミもみんなハニートラップに引っかかっていて、だから中国に不利になることは報道しないのではないか。
というようなこともネットでは言われていますから、何を信じてよいのかわからない時代になりました。

今夜、私が何を言いたいのかというとですね、私の名前は亮だということです。
最近では亮という字を使っている芸能人なんかもいて、若い人にもこの漢字を名前に入れている人が多いようですが、皆さんご存じですか?
この亮という漢字は中国人の名前なのです。

私が子供のころ、お前の名前は中国の偉い人からいただいたと父親が言ってました。
ネットで引けばすぐに出てきますが、諸葛亮という中国の偉人から一文字いただいたものです。

つまり、どういうことかというと、私の父親が私に名前を付けた昭和30年代というのは、自分の子供に中国人の名前を付けるぐらいですから、日本人の多くは中国という国にあこがれを抱いていたということになります。

でも、今はどうですか?
自分の子供に近平とか名付ける人はいないでしょう。

中国はどうしようもないとかネットで言われる時代になりましたよね。
もちろん、政治体制が日本と違いますから、国際的な非難を浴びるようなことをやっているのが中国政府ですが、それはそれとして、「亮という名前は中国人の名前からもらったものだから、名前に恥じない人間になれ」と、子供のころから父親に言われてきた私としては、なんだか昨今の状況はさみしい気がするのです。

ということで、私は媚中でもなければ嫌中でもありません。
ただ、ハニートラップというのが気になるのです。

さて、ここからは台湾の話。

「鳥塚さんは台湾好きですか?」
「はい、好きです。」
「今までに何回ぐらい台湾へ行かれましたか?」
「そうですね、50回以上行ってると思いますよ。」
「奥さんと一緒にですか?」
「いえ、一緒に行ったことはありません。」

こんな会話をしたことがありますが、もし私が政治家や財界人だったら「あいつは台湾でハニートラップに引っかかった。」と言われるでしょうね。

確かに台湾に50回も行ってるなんておかしいかもしれませんが、私の場合は台湾国鉄と提携して20年以上前から台湾国鉄のDVDを作っていますから、1年に3回行ったとしても20年経てば60回ですから、回数としてはそんなもんでしょう。

でも、残念ながら一度もハニートラップの「ハ」の字にも遭遇したことはありません。

この写真は今から20年前に台北から自強号の撮影を終えて高雄駅に着いた私。
この時は44歳でした。
若かったですね~。
高雄駅は今では地下化されて近代的になっていますが、この時は地下化工事が始まるはるか前の地上駅時代。日本の国鉄時代の大駅の雰囲気をよく残す良い感じの駅でした。
私が撮影しているのは、こういう変わりゆく台湾国鉄の姿なのです。

台湾は雨が多い国です。
私が撮影するのは運転席にカメラを構えた前面展望映像。
雨が降ると撮り直しになります。
だから、何度も行く。
こうして台湾国鉄の作品だけで40タイトル以上ありますから、まぁ、20年も続ければ50回ぐらい行くわけです。

ていうか、こんな電車の映像ばかり撮ってる人間って、ハニートラップにかける価値ないからね。
国家機密情報を持っているわけでもなく、大きな利権が絡むビジネスをやっているわけでもありませんから。

ということで日本の鉄道ファンに皆様方に告ぐ。

あのね、日本の鉄道ファンってスーパードメスティックな人が多いんですよ。
たくさん知識持ってるけど、日本国内の鉄道の知識ばかりで、重箱の隅を突くようにして知識をひけらかしているお友達ばかりです。
そういう人たちは少し海外の鉄道に目を向けるべきだと私は思います。
井の中の蛙ですからね。

そういうスーパードメスティックな近視眼的で視野の狭い鉄道ファンの皆様方におすすめなのが台湾なのです。
台湾の国鉄は日本が作った鉄道ですから、線路の幅も1067でJRと同じ。
通行も左側通行。
車両は20M車。
日本と同じような漢字が書いてありますから言葉にも困りません。
まして台湾人は親日的ですから日本人に対しては皆さん親切ですし、どの町にもコンビニ(たいていはセブンかファミマ)があるから、はじめてでも全く問題ありません。
切符はネットで買えるし。

なので、台湾へ行ってみてください。
私にそう言われて実際に台湾へ行ってみる人は100人中5~6人いればいいでしょう。
でも、その5~6人の人たちは皆さんリピーターになってますから、私はお勧めするのです。

ということで、スーパードメスティックの皆様方にいきなり台湾へ行けと言っても難しいと思いますから、まずは私のDVDでも見て勉強してみてくださいね。

このラインナップを見れば、「これなら50回行ってるというのも納得できるわ。」と思われるでしょう。
実際にはこれ以上あるのですが、古いものは売り切れてしまっていたり。
ということで、どうぞご覧くださいまし。

台湾 | パシナ倶楽部オンラインショップ

最新鋭のスーパー特急から気動車特急、ディーゼル機関車や電気機関車がけん引する急行列車などなど、すでに過去のものとなってしまった路線や列車を含め、日本で一番台湾の鉄道を撮っているのが私なのです。

この間、阿里山へ行った時、20年前に撮影したDVDをお土産に持って行ったら、
「こんな貴重な映像があったなんて・・・」
と感激されました。
価値がわかる人から見れば、これだけの作品群は涙ものだと思いますよ。

あぁ、また台湾へ行きたくなってきてしまいました。
これからの季節、高雄や台東は良いですからねえ。

おじいさんになりましたので、残念ながら私の人生でハニートラップには縁がございませんでした。(涙)

いや、まだこれからあるかな?

人生は希望をもって・・・(爆)