長距離客車列車の旅

大井川鐵道で昨日から運転が始まった国鉄色電気機関車けん引によるブルートレイン急行。
早速今日乗ってきました。

急行すまた1・2号
金谷10:00⇒川根温泉笹間渡10:49
川根温泉笹間渡11:00⇒金谷11:50

急行かわかぜ1・2号
金谷12:00⇒川根温泉笹間渡13:01
川根温泉笹間渡13:17⇒新金谷13:58

臨時普通列車(EL急行編成)
新金谷14:45⇒金谷14:50

急行奥大井1・2号
金谷15:00⇒川根温泉笹間渡15:51
川根温泉笹間渡16:04⇒新金谷16:43

というコースです。

もちろん全列車乗り通しの旅。
6時間43分コースです。

金谷駅をスタートです。

9:50に列車が入線です。
金谷方には101号機関車、川根温泉笹間渡方に国鉄色の機関車が連結されていますが、客車は2両編成。
思ったより多くのお客様がいますね。
駅の窓口では4800円の1日フリー乗車券が次々と売れていました。

この列車には車内販売のお兄さんも乗務。
事前予約が要らない全車自由席の臨時列車だと、果たしてどのぐらいのお客様が乗られるかわかりませんから、車内販売をお願いするにも不安があったのですが、発車前からお弁当がいくつも売れてました。
専用の掛け紙のふるさと弁当です。

10:00発の急行すまた1号には金谷から約40名のお客様がご乗車されましたが、次の新金谷からも30名ぐらい乗ってこられましたので、2両編成の客車は結構埋まっていました。
6月のオフシーズンでお天気が今一つの割には高い乗車率でホッとしました。

新金谷では入換中のトーマスが横に。

今日のテーマは昭和の長距離列車の旅。
ということで、私が自分に課したのはスマホを切ること。
カメラ機能だけを使用することにして、旅の途中ではスマホを一切使わないようにしました。
なぜなら、昭和の時代にはスマホなどありませんでしたからね。
「思えば遠くへ来たもんだ、十二の冬のあの夕べ」
愛読書の詩集を持って乗り込みました。

大井川を見ながら列車は進みます。

車内販売がやってきました。
車内販売スタッフはご乗車記念のカードを配布するお仕事も引き受けてくれています。
こんなカードが配られました。

小腹が空いてきたので人形焼きを買いました。
1箱1000円。
抹茶餡でおいしかったですよ。
SLシール付きです。

家山駅に到着しました。
5分ほど停車です。
金谷を出るときには先頭の機関車まで確認しませんでしたが、今日はヘッドマーク無しのすっきりした姿です。
いつ、どんなヘッドマークが付くのかは、大井川鐵道ファンクラブサイト(有料)で告知しています。

茶畑を通って

大井川の鉄橋を渡ります。
お風呂の中から皆さん手を振っているのがおわかりいただけると思います。
危険地帯ですね。(笑)

川根温泉笹間渡到着。
ここで10分ほど停車して金谷行急行すまた2号となります。

ほぼ皆さん1BOX1人占めという感じ。
昭和の時代は列車が混んでいたのでなかなかこうはいかなかったですね。

家山でトーマスと交換して、うつらうつらしていたら金谷に到着しました。

金谷からは12:00発の急行かわかぜ1号になります。
この列車も40名ほどの乗車です。

とそこへ、隣のホームをロイヤルエクスプレスが通過。
一瞬のサプライズでしたがバッチリ捕獲しました。

急行かわかぜ1号は12:00発。
ここから午後になります。
私は家訓で午前中はお酒を飲んではいけない身ですが、12時を回りましたのでいただきます。

ということでトーマスと行き違いながら新金谷発車。
トーマスはたくさん乗っていますね。
ありがたやありがたやです。

はい、これが本日の車内飲みスタイルです。
仕入れておいたおつまみも並べて。

実は今日この列車に乗車したもう一つの目的は、この夏のビール列車のスタイルを決めるための実験。
座席でビールやおつまみをお楽しみいただくときに、どんな感じだったらカップが倒れないかなどなど、揺れる列車の中で試してみたのであります。

車内販売からビールを購入。
これは便利です。
2本目。

神尾で普通電車と交換。

必殺おつまみ登場。
天神屋さんのウズラの卵。
静岡おでんの粉をまぶして食べるんですけど、これ激うま!
マジでヤバいです。

12:40に家山に到着。
ここで10数分間停車します。

私は駅前のこちらのお店へ。

実はピザのテイクアウトを頼んでいたのです。
これは昭和の時代にはなかなかできなかったと思いますが、温かいピザを旧客の車内でいただくのは格別ですよ。

駅前の寿園CAFEさん。
1時間半ぐらい前までに電話で頼んでおけば、到着時刻に合わせて焼いておいてくれます。
しかも1枚900円。
皆様もぜひおすすめします。
※あまり多くの皆さんが頼むとキャパオーバーになる可能性がありますので、あらかじめご承知置き下さい。

さて、家山からはいつもの芋焼酎に切り替えます。
そうそう、プラカップは持参ですよ。

持参と言えば氷もね。
汽車に乗る時は用意周到なのです。

列車は定刻に川根温泉笹間渡に到着。
アイスクリーム売りのおじさんが頑張っていますよ。

折り返しの急行かわかぜ2号は大井川のかわかぜを浴びながら。
窓の開く車両ならではの楽しみですね。

この列車はお客様は30名ほど。
皆さん茶色のオハ35がお好みのようで、スハフ42の方はガラガラでした。

福用でトーマスと交換。
トーマスはたくさんのお客様で賑わっていました。

13:58新金谷到着。
急行かわかぜ2号はここ新金谷止まりとなります。
列車はこの駅で14:45まで47分間の大休止です。

時間つぶしに駅前のプラザロコへ行くと、阿佐海岸鉄道のDMVのパンフレットが置いてありました。
皆さん、DMVも興味津々です。

14:45 新金谷での大休止が終わって臨時普通列車として金谷へ。
ここから15:00発の急行奥大井1号となります。

奥大井1号は新金谷でトーマスと交換。
トーマスは1日の仕事を終えてこれから車庫へ向かいます。

私は酔いが回ってきていましたので、あまりシャッターを切ることもなく、ここからはちょっと雑なレポートになります。

急行奥大井1号は2両で30名様ほどを乗せて新金谷を発車。

家山で普通電車と交換。
普通電車にもたくさんのお客様が。

うとうとしている間に川根温泉笹間渡に到着。
この列車は16分間停車しますので、川根温泉コテージの売店へ買い出しに行けるのですが、もうめんどくさくなってしまってアジサイだけ見て客車に戻りました。

今日6度目の温泉通過。
いつも手を振っているおじさん達がいますね。

実はこの鉄橋ですが、温泉側ばかりでなく、反対側もいい景色なんですよ。

ね、きれいでしょう?

家山でパーシーを見て、うとうとしていたらあっという間に新金谷に到着してしまいました。

16:43 新金谷到着。
これで6時間43分の長距離列車?の旅が終わりました。

隣のホームから5分で連絡する金谷行に乗車して16:52金谷到着。

何だかあっという間でしたね。

金谷―川根温泉笹間渡間を3往復してEL急行6列車乗車すると14000円ぐらいになりますから、4800円の1日フリー乗車券はお得ですね。

朝から夕方まで6時間40分も列車に乗って、「だから何なの?」という方もいらっしゃると思いますが、いや、そういう人が大半かな。
でも、こういう「心」がわかる方にとっては楽しい汽車旅だと私は思います。

6月のシーズンオフで、昭和の黒SLが運休中にもかかわらず、これだけのお客様にご乗車いただいているということは、この企画、悪くないかも。
そんな手ごたえを得た今日1日でした。

ご乗車いただきました皆様、ありがとうございました。

※おことわり
今日の乗車はEL急行乗りつぶしの旅の取材及び夏のビール列車のためのトライアルで私以外に4人のスタッフが同行乗車していました。
車内販売で買った8個入りの人形焼きや家山で仕入れたテイクアウトのピザ4枚。
私一人で食べたわけではありませんので、誤解のないようにお願いします。
お酒を飲んだのは私だけでございますが、缶ビール2本に芋焼酎1本で、かなり酔いました。
休みの日に汽車の中で飲む昼酒は最高ですね。

今年のビール列車は昼のみ列車で行きましょう。