【続】糸魚川-静岡構造線

昨日は本川根町の千頭駅で開催されたイベントに参加しましたが、今日は菊川市の産業まつりにお邪魔しました。

菊川市の長谷川市長さんとは旧知の仲なのは以前にもお話したと思いますが、大井川鐵道に就任直後の7月初めにご挨拶に行きましたところ、「11月の産業祭りに出てください。」と市長さんから言われまして、スケジュールが空いていたものですから二つ返事で参加させていただきました。

地元のイベントは大切ですから、お誘いを受ければ最優先で参加させていただこうと考えております。

朝8時半過ぎ、まだイベントがスタートする前に長谷川市長さんがブースにお越しになられました。
記念撮影をしているとお隣りの天竜浜名湖鉄道さんのブースから松井社長さんも出てこられて3人で撮影です。

午前9時、開会式でご挨拶する市長さんです。
するとどうでしょう・・・

市長さん、ポケットからハーモニカを取り出していきなり演奏を始めました。
以前から存じ上げてはおりますが、相変わらずこの方は多才ですね。

でもって、産業祭りとは言え市民のお祭りですからいろいろ芸達者な皆様方が次から次に特技をご披露されるわけですが、長谷川市長さん、結局午後4時のお仕舞までいらっしゃいまして、会場内をぐるぐる回って、ステージにも上がられていました。

私の知るところではだいたいこういうところでは市長さんや議員さんなどの偉い人たちは最初にご挨拶だけして「公務の都合により・・・」とか言って消えていくものです。

でも、長谷川さん最後までいるのですよ。

午後4時の閉幕直前に私のブースにいらっしゃってまた写真などを撮られていましたので、「最後までいらっしゃいましたねえ。」と声をかけたのですが、

「何言ってるんですか。鳥塚さんだって最初から最後までいるじゃないですか。鳥塚さんは私のお手本ですから、私も当然最後までいますよ。」

とおっしゃられました。

私がお手本?
公務員の仕事のやり方に常日頃から「何やってんだ?」と言ってる私がお手本だとは、ちょっとまずいなあ。
と焦りましたね。

ところで驚いたことがもう一つありまして、実は会場には長野県の小谷村の皆様がやってきていました。

もちろん中村村長さんもご一緒です。

中村村長さんとは大糸線の活性化でずっと一緒にやってきて、9月末の大の里のラッピング列車の出発式の時もお会いしましたが、実は小谷村と菊川市は友好都市協定締結をしているとのこと。
塩の道つながりだそうです。
だから昔から地域の同士でご縁があったのです。

世間が狭いと言いますか、なんだかすごい話だと思いませんか?

そう、小谷村からまっすぐ南に線を引いてみると菊川市にたどり着くのです。

ここにも糸魚川-静岡構造線が存在していることに今日は気が付き、驚きました。

本日お世話になりました皆様、どうもありがとうございました。