普通客レ 運転のお知らせ

普通客レ。
聞きなれない言葉かもしれませんが、「レ」は列車のこと。
だから普通客車列車。
つまり、電気機関車がけん引する旧型客車の普通列車のことです。

その普通客レが7月中の一部の平日に運転されます。
もちろん、普通列車ですからご予約不要、急行料金等の特別料金も不要。
乗車券だけでご利用いただけます。

「平日にそんな列車を走らせて何の意味があるのか?」

そう思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、普通列車というのは気軽に乗れる日常の足という列車ですから、やっぱり平日なんですよ。

昔、「ゲタ電」という言葉がありましたが、どういう意味かというと、「ゲタ履きで乗れる電車」。山手線や京浜東北線など、普段着姿(庶民はゲタ履きがふつうだった時代)で気軽に乗れる列車という意味でしたが、普通客レは「ゲタ電」に比べると少し長距離列車ですが、「そういえばそんな列車があったなあ」と思い出される方もいらっしゃるのではないかと思います。

昭和50年代前半ごろまででしたか。上野を発着する東北線、高崎線、常磐線などに、一部電気機関車がけん引する客車列車が残っていて、もちろん普通列車ですから乗車券だけで乗れました。

時間はかかりますが、乗りましたねえ。

この写真はEF58がけん引する東北線の普通客車列車ですが、開けっ放しの扉で小学生がこんな風に遊んでいました。

この写真は函館本線の普通客車列車。
高校生の時に同級生の木村君(右)と北海道を歩いた時です。
当時の国鉄はディーゼルカーを製造するお金がなかなか調達できずに、古びた客車を使っているところがありました。
機関車は便利なもので、貨物にも旅客にも使えましたから、古い客車を使って旅客列車を走らせていました。

私の世代としてはそんなことを懐かしく思い出しますが、そういう列車が大井川鐵道で期間限定で走ります。
昭和世代だけじゃなくて、平成世代の皆様方にとっては未知との遭遇のような体験ができると思います。

この普通客車列車ですが、実は2023年にも走らせたことがありまして、今回は3年ぶりの復活となります。
前回はどうだったのかというと、かなりの賑わいで、皆様方にお楽しみいただけたようですので、今回もぜひご利用いただきたいと思います。

▼前回2023年6~7月運転時の様子です。

夜まで走りますので、普通乗車券だけでちょっとした旅気分です。

▼詳細はホームページにてご確認ください。
あの頃の日常が、今、新しい。大井川本線 普通客レ | 大井川鐵道【公式】

なお、最初の1803列車だけは急行列車として設定しています。
もちろん1日フリー乗車券であればご乗車できますが、夜までたっぷりと乗り通したいという方は、事前に急行券(座席指定)をお求めいただければ確実にお席が確保できますので、ご利用ください。

旧型客車ですから昭和の夏休みの旅そのものが体験できますので、皆様方のご乗車をお待ちいたしております。