この週末はトーマスは定期点検のため運転していません。
トーマスが走らないとお客様がパッタリ。
全く売り上げが上がらない状況です。
点検中と言っても圧力をかけなければ確認できないところもあって、そういうところを点検したり整備するときには実際に火を焚いて蒸気を作って検査をしています。
この辺りが電車やディーゼルカーとちがって簡単には行かないところです。
会社としての課題はトーマスが動かないと鉄道運賃収入ばかりではなくて、物販も含めた収入が無いということです。
他のSL運行会社さんではどのようにしているのか。
毎週末に走らせるためにはどうしているのか。
その辺りを勉強させていただく必要がありますね。
さてさて、本日はこれからビール列車です。
入換が始まって、ビール列車に使用する客車がホームに据え付けられました。
大井川鐵道のビール列車はMでもDでもなく、機関車がけん引する列車。
しかもこの2両の客車、超骨董品級のシロモノなのです。
わかる人にはわかるかなあ?
青い方は東海道本線の特急「つばめ」に使っていた車両。
オレンジの方はトーマスにも使い車両ですが、通常窓の上下にシル・ヘッダーと呼ばれる補強用の帯があるのですが、この車両は窓の下だけ帯があって、窓上には帯がないという国鉄時代の珍車なのです。
大井川鐵道のビール列車は、こういう客車に乗れるというのが最大の魅力。
本日は50名様のご予約をいただいております。
私も今から乗車します。
雨が降らなければよいなあ・・・
最近のコメント