今日は名古屋へ行きました。

今朝方、とても激しい雨が降りました。
雨の音の中、防災無線のスピーカーが鳴りました。
午前4時半すぎ
何だか言ってることがわからないので、起きてネットを確認しました。

掛川市にレベル5の大雨警戒が出ているという内容でした。

静岡・掛川市に緊急安全確保 土砂災害警戒のため(日テレNEWS NNN) – Yahoo!ニュースhttps://news.yahoo.co.jp/articles/ffd90cb959e64d2fa8906d4b9daa39126c293d78

6時ごろになると友達から「大丈夫か?」というメッセージが入り始めました。
会社に連絡すると鉄道は異常なしとのこと。
とりあえずホッとしました。

本日の予定は名古屋へ出張。
名古屋まで1時間です。

訪ねたのは中部運輸局。
中村局長さんはじめ、各部署の皆様方へご挨拶させていただきました。

運輸局を後に帰路につきましたところ会社から連絡があり、倒木で電車が止まっているとのこと。
すぐに現場の状況を確認すると、神尾駅付近で倒れていた木が架線にかかり線路を塞いでしまっているとのこと。
どこの会社でもそうですが、この時期は災害が発生しやすいのでとても気を使います。
列車が衝突するようなことがなくてよかったなあと、本日2度目のホッとしました。

こういうのり面と呼ばれる斜面は通常は土地の所有者が管理しなければならないところで、当然ですがその土地の所有者というのは鉄道会社ではなくて、現地にそういう方がいらっしゃる・・・・
ことになっているのですが、実は昨今の空き家問題と同じように土地の所有者が誰で、どこにいるのかもわからない状況なところが多いのです。

これも、どこの会社も同じですが、大雨のシーズンや雪が降る前などに保線係が全線を歩いて「支障木」になりそうな樹木をチェックしているのですが、その時点では把握することはできても実際にその木を切ることは(誰かわからない他人の土地のものですから)できないのです。

今日の場所もそんなところの一つでしたが、こういう天候の時には乗務員は慎重に列車を走らせているので、きちんと手前で停止することができた次第です。

高速で走る路線だと停止するのは難しいかもしれませんね。

障害物は夕方には撤去が完了し、19時過ぎに試運転を行いましたが、すでに終列車の時刻となっていたためお客様はタクシー代行とさせていただき、明日の始発から平常運転を行う予定です。

ということで、本日は早朝からなかなか緊張した1日でした。

ご迷惑をおかけいたしました皆様には深くお詫びを申し上げます。

関係職員の皆様、悪天候の中の作業、お疲れさまでした。