今日は久しぶりのクロザ。
立ち合い担当は私。
ということで、朝から夕まで455でした。
妙高高原も雪はほとんどありません。
前回の寒波で降ったのも平野部がほとんどだったようで、これじゃあスキーの商売はうまくないでしょう。
声をかけあったわけではありませんが、なんとなくいつもの地元のおじさんが乗り合わせています。
こちらの親子とは久しぶりの再会。
どのぐらい久しぶりかというと
2017年8月以来ということなので、5年ぶり?
中学2年生になっていました。
大きくなったねえ。
ということで妙高高原を往復した後は直江津から急行1号。
私はクロザ担当ですから、つまりお仕事なわけでして、にもかかわらず今日は切符を買っております。
ほらね、2023年1月3日まで有効って書いてあるでしょう。
では、なぜお仕事なのに切符を買って乗っているかというと、
これがやりたかったからであります。
いいでしょう。
旅は道連れというじゃないですか。
ということで、海里と妃乃とおじさんたちを乗せた急行1号は市振へ向けて発車。
能生に停車中です。
先ほど妙高高原までの快速を担当した運転士さんと、観光急行の運転士さん。
どちらもマニア。
快速の運転士さんはこれで勤務明け。糸魚川のお家へ戻る所ですが、急行列車ですから急行券を買われて乗られております。
そりゃそうだ。
年末の寒風吹きすさぶ能生駅に、何もご用の無い皆さんがこれだけいらっしゃってるのですから、これは奇跡なのです。
冬の日本海を眺めるおじさん2人。
そして市振駅に到着です。
こちらも同じくこの地に何もご用がない人たちがこれだけ市振駅にやってくるわけでして、これが奇跡だということをご理解いただいているのでしょう。先ほど日本海を眺めていたおじさんがにわかに現地の人に変身です。
自分の町に着いたのにこのまま折り返すってなんか独特な気持ちになりますね。
と、おもてなしを終了したおじさんは再び車内の人へ。
地元でも旅気分が味わえるのであります。
運転士さんは折り返しの時間、クロザのお客様へいろいろ説明中です。
お客様、とても喜ばれていました。
市振停車中にいきなり雹(ひょう)が降って来て、あっという間にホームが真っ白になりました。
天下の剣の気象は激しいですね。
名立で停車して直江津に戻った急行2号。
さて、ここからは急行3号です。
と、ここで若いお兄さんが1名合流。
急行3号はスイーツタイムです。
能生に停車中、運転士さん、今度は小さなお友達にいろいろ説明しています。
「これが汽笛なんだよ。」とか。
子供の頃のこういう経験って、覚えてるんですよね。
だから、こういうサービスは大事なんです。
ということで、急行3号は糸魚川に到着。
折り返し時間を利用して駅構内のジオパルにお邪魔しました。
ジオパルは12月31日まで営業。
元日のみお休みして、2日からまた営業だそうです。
さすが、わかってらっしゃる。
観光とはそういうものなのです。
ということで、皆様今年1年ありがとうございました。
来年もよろしくお願いしますと言って、列車に戻りました。
急行4号、直江津行。
ここで日が暮れました。
となると儀式もしっかり確認できますね。
17:08、急行4号直江津駅到着。
これで朝から夕まで1日乗りました。
所要8時間25分。
昭和53年、上野を8時ちょうどに出て、常磐線経由で急行「もりおか1号」が15:58に盛岡に到着しましたから、そのぐらいの旅ということになりますか。
昭和の鉄道少年だったおじさんとしてみたら、大したことありませんでした。
ということで、駅前旅館に1泊したつもりで、明日はまた8時過ぎから長距離急行に乗るのであります。
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