高原へいらっしゃい!

田宮二郎主演のそんな名前のドラマがありましたね。

あのころ私は東京に住んでいて、当時はエアコンなど普及していませんでしたから、扇風機の生暖かい風を独り占めするのが精一杯でした。

でも、今の時代はエアコンがあるし、猛暑とは言え外へ出なければ苦になりません。
だけど、今私がいるのは東京じゃなくて新潟県ですから、こういう時は高原へ行ってみたくなるのです。

何しろ今日も暑かった。
車の温度計は38度。
「そうだ、高原へ行こう。」
ということで小一時間走って妙高高原の池の平に到着しました。

するとどうでしょう。車の温度計が27度になっています。
降りてみると涼しい!

やって来たのは妙高市に先月オープンした「妙高ベースキャンプ」。
ベースキャンプって、なんのベースですか?
と思われるかもしれませんが、登山者のための場所ではありませんよ。
ここは、テレワークの場所なのです。

こんな感じの静かなスペース。
窓からは良い景色が見えて、疲れた目に緑が優しい。

こんな感じでテラスに出てお仕事したら最高ですよ。

2階建ての建物ですが、1階にはカフェがありまして、これがまた素敵な空間。
もちろんパソコン持って移動すればこちらでもお仕事ができます。

でも私はお仕事はしないで台湾スイーツの豆花をいただきました。

う~ん。妙高高原で台湾の味に出会えるとはなんという幸せ。

オリジナルのジェラートもあるのです。

妙高市の特産品の生かんずりを練りこんだかんずり味の発酵ジェラート。
妙高に来なければ食べらない味。
これ、うまいですよ。

てか、両方食べたのか? (俺じゃないよ!)

お隣にはビジターセンターがありまして、テラスに出るといもり池という池があります。
沼ではなくて池ですから、たぶん河童はいないと思いますが、妖気を感じたかのようにヒンヤリ。
下界は猛暑なのに申し訳ないぐらいです。

この妙高ベースキャンプですが、ではここでワ―ケーションをしようと思うとおいくらかかるかと言いますと、一見高そうに見えるかもしれませんが、実は1日1000円。
なんだか本当に下界の皆様方に申し訳ない。

でも、車がないと行けないんでしょう?

そう思いますよね。
山の上ですから。

いえいえ、そんなことはありませんよ。

ほら、ちゃんと市営のバスが走っていて、トキめき鉄道の妙高高原駅から来られるのです。

その他にも誰でも利用できる自転車がありまして、スマホでピッ。
妙高高原駅で乗り捨てもできるようです。
当然ですが電動アシストですから、アップダウンがきつい道でも大丈夫ですよ、とのこと。

こういう一連の流れがきちんとできているというところが妙高高原の素晴らしい所なんですよ。
観光インフラって、こうじゃなければダメなんです。
鉄道もそうなんですが、つながってなけりゃダメ。
リンクがないとたどり着けないのはネットも交通も同じなのであります。

新潟県では常識なんですが、観光政策と言えば妙高市。
なかなか大したもんだと思いますよ。

この施設、7月1日にオープンしたばかりなんですが、とても気になっていたので本日お邪魔させていただきました。

妙高市テレワーク研修交流施設「MYOKO BASE CAMP」令和4年(2022年)7月1日(金)オープン!

こういうところでテレワークしたら、お仕事はかどりますよ。

テレワークって、何も都会の人だけじゃありません。
猛暑日に上越市から数十分で高原へ行ってテレワークもありだなと、私は本日実感しました。

この環境は特に意識高い系の女子にお勧めです。
今日も30代だろうと思われる女子の方が数名お仕事されていました。

詳細は上記リンクから。

ここ、絶対にお勧めです。

今度私もワ―ケーションしに行きますよ。

※2階には電子レンジなど簡単な家電がありますから、食料持ち込みでいらしても大丈夫です。