祝 上田電鉄運転再開

今日から上田電鉄さんが運転を再開しました。

ご記憶の方も多いと思いますが、おととしの台風災害で千曲川にかかる鉄橋が流されて運休を余儀なくされていた上田電鉄さんが、線路の復旧工事が終わり、今日から運転再開となりました。

それを記念して今日は上田電鉄が分岐するしなの鉄道の上田駅の構内でイベントが開催されました。
こういうイベントは実に久しぶりなので、私も参加させていただきました。
現場第一主義の私としては、久しぶりのイベントで世の中の変化を知ることができればと楽しみにしていたのです。

イベントは115系電車の中にブースを設けて行われました。
しな鉄さんも密を避けるように配慮されていて、なるほど、これなら大丈夫そうです。


順番待ちの皆さんは間隔を空けてホームで待機。


こちらはアルピコさんですが中のお店は大盛況です。


皆様方のお目当てはこちら。


う~ん、最近では目指す路線が少し変わってきたようですね。
というのが久しぶりのイベントで得た感想です。


おかげさまでトキ鉄も大繁盛でした。
感謝感謝でございます。

ところで、正直申し上げて、おととしの秋の台風災害で鉄橋が流されたときに、私はかなり悲観的でした。
あぁ、これで終わったな。
そんな気がしたものです。

去年の夏の台風災害でくま川鉄道の鉄橋が流された時も同じ思いでした。

でも、上田電鉄さんは思ったよりも早く運転再開できましたし、くま川鉄道さんも一部区間で運転再開の目処が立ったと伝え聞いております。

これって、なんだかんだでやはり国のリーダーシップが強く作用しているのではないでしょうか。
赤羽国交大臣のリーダーシップです。

今年の大雪被害の時に私も直接大臣ご本人とお話させていただく機会をいただきましたが、国交大臣として鉄道に思いを寄せていただいていらっしゃる姿勢を感じました。
明るい話題が少ない昨今で、地域が元気になるとしたらやはり鉄道の話題は有難いツールです。

政治に関してはいろいろお考えをお持ちの方もいらっしゃると思いますが、かつて、災害で被災したまま消えていったローカル鉄道がいくつもある中で、私は、ローカル鉄道に思いを寄せていただく今の国交省と、大臣のリーダーシップは有難いと思います。

その意味で、今日は出会った皆様方の笑顔を見て、リーダーの役割を強く感じた一日でした。

沿線地域のローカル鉄道各社に貴重な場所を提供していただきましたしなの鉄道の皆様、ありがとうございました。
そして、お疲れさまでした。

明日からまた前を向いて進んでいきましょう。