昨日22日、札幌市内で公共交通を道民の力で守ろうという「道民キックオフフォーラム」が開催されました。
思えば長い道のりでしたが、キックオフ、つまりやっとスタートラインに立ったということで、北海道民の意識が少しずつ変わってきたことを実感しています。
フォーラムの始めは高橋はるみ知事から。
そして北海道運輸局の大高局長さん。
基調講演は北海道大学の岸邦宏先生。
「みんなで乗って、未来を変えよう。」
40年前の「乗って残そう運動」ではなくて、新しい形のみんなで乗る運動。
道民500万人が、1人1年間に4000円JRに乗れば、200億円。
これだけでJR北海道問題は解決しますという、実に具体的でわかりやすい方法論です。
さすが北大の先生。難しい問題をさらりと解説されました。
次は私の番。
特別講演として「おいしいローカル線のつくり方」という演題でお話しさせていただきました。
「おいしいローカル線」とは、地元の皆様方にとってもローカル線があればおいしい思いができますよ、だから上手に利用しましょうという考え方です。
写真は温泉マンの林さん撮影です。暗い中でありがとうございました。
パネルディスカッションには我らが永山代表が登壇。
髙橋知事と北大の吉見先生、JR北海道の島田社長さんと並んで堂々としたお姿でした。
その島田社長さんのお考えの基本は「三方良し」。
売り手よし、買い手よし、世間よしの三方良し。
私と同じ考え方に親近感がわきますね。
髙橋はるみ知事は「オール北海道で考え行動する。」
そう、他人事ではありません。皆様方の問題なのです。
最後は会場の皆様方と一体になって、「がんばるぞ~宣言」。
証拠写真を撮りました。
本当にちゃんとやるんですよ。
そういうことであれば、私たちはいくらでもお手伝いさせていただきます。
今朝の北海道新聞。
全面で出てました。
えいえいオ~! の写真も。
ちょこっとですが、4番目のところに私の名前も載せていただきました。
さあ、道民の皆さん、宣言しちゃいましたからね。
ちゃんと一人4000円、最低でも乗りましょう。
私はかなり乗ってますよ。
今年だけでたぶん3万円ぐらい。
根室線、宗谷線、釧網線、石北に乗りましたから。
でも、まだまだですね。
ただいま札幌。
今日はこれから旭川に向かいますが、函館線で直行してもつまらないので、ちょっと遠回りして6000円ぐらい使おうと思います。
明日はインバウンド観光列車モニターツアー。
皆様どうぞよろしくお願いいたします。
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