まだ桜が満開になっていないいすみ鉄道沿線ですが、このところたくさんのお客様にいらしていただいております。
いろいろなテレビ番組で紹介されて、平日でもお客様が多く、うれしい悲鳴を上げています。




▲平日の大多喜駅です。
いすみ鉄道のスタッフがお見送りです。


▲国吉駅も大盛況です。


いすみ鉄道はふだんは1両で走っています。
でも、この時期は、お客様が多い列車は2両編成にして運転します。
少しでも、お客様にゆったりとご利用いただきたいからですが、ホームの長さの関係で2両編成が最大です。
だから、持てる力をフルに発揮しているのですが、それでも列車が込み合って、ご迷惑をおかけしてしまうことがあり、申し訳なく思っています。


そんな時の大多喜駅構内です。
ふだんは休んでいる側線に車両の姿は見えません。
車両がすべて出払ってしまってガラガラの状態です。
ピーク時ですから、最大の輸送サービスを行っているのです。
観光輸送というのは季節波動が大きい輸送ですから、一年の内で一時期だけの需要です。
経営的には、そういうピークの時期に焦点を合わせて車両をそろえるなどの設備投資することはできません。
ここが厳しいところなんですね。
そこで私が考えたのが、こういう一時的な観光輸送用として、古いディーゼルカーを導入して使用するということ。
これだったら設備投資としては、こういうやり方しかなかったのですが、それを考えたのが6年前ですから、その時から比べて、毎年どんどんお客様の数が増え続けているのもまた事実なんですね。
あと一週間ぐらいですが、スタッフ一同何とか頑張っていきますので、どうぞよろしくお願いいたします。
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