さよならゲゲゲ

今日は訃報が飛び込んできました。
ゲゲゲの鬼太郎の作者、水木しげるさんの訃報です。
ゲゲゲの鬼太郎は私が小学生の時の漫画です。
今から45年も前の話ですが、亡くなった水木しげるさんは93歳でしたから、45年前は40歳代後半ですね。
漫画家としてはずいぶん遅い開花だったと思います。
ドラマにもなりましたが、それまでは本当に苦しい生活だったんでしょうね。
そんな中でご自身の信念を貫き通していらしたと思うと、本当に頭が下がります。
水木さんは今日、妖怪の世界へ行ってしまいました。
でも、水木さんだけでなく、今生きている私たち全員が、いずれ向こうの妖怪の世界に行くんです。
だから、水木さんは私たちの先輩として、少しだけ早く向こうの世界へ行っただけなんですね。
この世では、私たちは学ばなければいけないことがたくさんある。
水木さんは戦争という体験を通じて、この世で学ぶべきことをたくさん学んで、一足先に舞台の幕の向こう側へ行ってしまっただけなのだと思います。
私たちも、彼に負けないように、一生懸命頑張って、いずれは妖怪の世界に行くんですよね。
その時になって、「お前はよく頑張ったな。」と正しい評価をしていただくために、明日も一生懸命がんばりなさい。
鬼太郎はそう教えてくれているような気がしてなりません。
だから、私も一生懸命働かなくてはと、気を引き締める次第です。
水木さん、ありがとうございました。
ご冥福をお祈り申し上げます。