本日のキハ

 踏切事故から復活したキハ52がキハ28とコンビを組んで走り始めました。
今日は東京の昭和鉄道高校の生徒さんたちの車両貸切があり、オリジナルのヘッドマークを付けての運転でした。
彼らの貸切が無かったら、何とか昨日中に修理を完了しようという気持ちにもならなかったかもしれませんが、10代の高校生の皆様方が国鉄形気動車の思い出を作るのですから、直ってよかったと思います。
この思い出を大切に、将来の鉄道マンに成長していってほしいと思います。


▲渡辺新悟さん撮影。キハ28にはオリジナルヘッドマークが。
(クリックすると画像が大きくなります。)

▲古谷彰浩さん撮影の普通列車。貸切終了後は青幕の「普通」です。

▲こちらは古谷さんが撮影した8月16日のキハ28.
違いが分かりますか?

実は昨日、大多喜の研修庫で、キハ52を修理するために中野方に連結されている52を切って、こんな形にしたんです。
ふだんは見ることができないキハ28とキハ52の御対面姿。
そしたら、幌を取り替えてみたくなったんです。
影山さんたちにお願いして、キハ28の幌をキハ52に付け替えてもらいました。
幌の有る無しで車両の顔って表情が変わるでしょう。
写真を撮るだけのお客様でも喜んでもらえるかと思って、影山さんと土屋さんと渡邊さんの3人で重い幌を付け替えてくれました。
せっかくいらしていただいたお客様に喜んでいただきたい。
でも、だからと言ってお金をかけることはできません。
だったら、自分たちで何かできることをしたいというのが、いすみ鉄道スタッフの気持ちです。
しばらくの間、この顔をお楽しみください。