レストラン列車のすれ違い

今日は穏やかな一日でした。
初夏の陽気のさわやかな風の中、いすみ鉄道はのんびりとした雰囲気に包まれました。
2週間ほど前までは菜の花と桜のお客様で列車は満員でしたが、このところ、少しのんびりとした感じで、ローカル線らしい雰囲気が漂っています。
でも、数日後からゴールデンウィークが始まりますから、この静けさも今だけなんですね。
ということで、稼がなければならないいすみ鉄道としては、この2週間のぽっかり空いた需要の隙間を埋めるように、「たけのこ特急」を運転いたしました。
急行列車の中ではキハ28のレストランで「伊勢海老特急・お刺身列車」。これとすれ違うムーミン列車の中では「たけのこ特急」と、レストラン列車が行ったり来たりの日曜日でした。
おかげさまで、いすみ鉄道といえば伊勢海老というイメージがだんだん定着してきたようですが、大多喜のタケノコは質が良いことで有名ですから、この時期だけの特別運行として、伊勢海老特急と同時に「たけのこ特急」も走らせてみたのですが、満席(お刺身列車30名様、たけのこ18名様)のお客様にご乗車いただき大盛況でした。


午後1時、国吉駅ですれ違うレストラン列車2つ。
手前のムーミン列車が「たけのこ特急」。向こう側のキハが「伊勢海老特急・お刺身列車」です。
空いているとは言え、結構お客様にいらしていただいていて、タコ飯弁当も里山弁当も12時過ぎには完売となっていました。


「たけのこ特急」の車内です。
ご乗車いただきました皆様、どうもありがとうございました。
大多喜の筍のお味はいかがでしたでしょうか?
※ちなみに、いすみ鉄道で使用する「特急」というのは、「特に急がない列車」という意味でございます。
のんびり行きましょう。