キハ28 営業運転開始

本日よりキハ28の営業運転を開始いたしました。
キハ28はキハ52と組んで2両編成で運転いたしますが、今までと異なる点は、1号車のキハ52は全席自由席、2号車のキハ28の方はボックスシート部分が指定席となる点です。(ロングシート部分は自由席としてご利用いただけます。)
また、この列車にはアテンダントが乗務してお客様のご案内を行いますが、各駅での乗降に利用する扉は連結面に近い扉のみとなります。
キハ28は運転席と反対側にある車端側の扉。
キハ52はキハ28と連結してある方の扉と、1両1か所の扉を使用してお客様の乗降を行います。
こういった2両編成になることによる客扱い方式の変更など細かい変更点があるため、3月16日のダイヤ改正からのデビューではなく、1週間前の本日のデビューとなりました。
現行ダイヤで一度運転して、問題点を洗い出してから、必要であれば再検討してダイヤ改正に備えるというのが私の考え方で、今日の列車には運転士2人、アテンダント2人と総務課2人、そして私の7人が乗り込み、いろいろとチェックしながらの運転開始となりました。
また、運転開始に先立ち、上総中野方面へ1往復回送列車を走らせましたが、これも、上総中野方面への運転取扱い、客扱いを再度検証するためのもので、間もなくやってくる春のピークシーズンを前に、想定される問題を洗い出して備える必要があるからです。

さてさて、このところ急に暖かくなりましたので、菜の花の開花が進んできています。
現状ではまだ2分咲き程度といったところですが、写真の国吉駅のように、植栽した箇所や陽だまりにあたる部分では満開になっていることろも見られます。
ただし、線路の土手や小路など、種を蒔いただけのところや、去年のこぼれ種で自生しているところなどでは、まだまだ咲いているところは少ないです。
写真を撮りに来られる方は、もう少ししてからがよいと思います。


2両編成で大多喜を発車する急行列車。