駅弁大会が終了しました。

新宿の京王百貨店で行われていた駅弁大会が終了しました。
13日間にわたる長丁場でしたが、ご参加いただきました皆様、本当にお疲れさまでした。
会場で私が売り子をやっている姿を見て、皆さん「頑張ってください。」「応援してますよ。」と声をかけてくれました。
とても心強い思いがしました。
何度も足を運んでくれる人もいて、うれしかったです。
ありがとうございました。
開催期間中、約1万個近くの伊勢海老弁当が売れましたが、いすみ鉄道大原駅のお弁当がこれだけ首都圏の皆様方に浸透したことになるのですから、すごいことです。
何がすごいって、千葉県からの参加はいすみ鉄道だけ。
森田健作知事の方針に沿って、潰れそうなローカル線であるいすみ鉄道が一生懸命「千葉県のPR」を行ったのです。
大野社長、板長さん、カケス団長、番所のマスター、皆さん良く頑張りましたね。
きっと今夜の酒は美味しいことと思います。
ゆっくりお休みください。
私? 13日間の期間中、6日間も百貨店で売り子をやりましたので、本来の仕事がたっぷりと溜まっていますので、休みなどありませんよ。
今夜は原稿を1本書いて、ハイテンションを維持したまま、明日ももちろん大多喜に出社です。

御宿町のゆるきゃら「エビアミーゴ」も応援に駆け付けてくれました。

毎日朝5時から頑張ったのはこの人です。

「完売しました」の伊勢海老弁当ブース。
ところで、一つ不思議なことがあります。
このいすみ鉄道の伊勢海老弁当は大原駅のお弁当です。
大原駅というのはいすみ市の玄関口です。
ところが、いすみ市関係者は誰も会場には来なくて、御宿町の関係者だけが何度も来るわけです。
いすみ市は自分たちのことだという認識がないのでしょうか。
これは御宿の大野荘が作っているから、自分たちには関係ないと思っているのですかね。それとも様子見なのでしょうか。
その割には何かあるとすぐに「伊勢海老は本当は大原なんだ。御宿じゃないんだ。」とか聞こえてくる。
市として外房線利用促進運動を掲げているのに、いすみ鉄道がこれだけ外房線のPRと大原のPRをしているのに、シ~ンとしているのは、私は不思議でならないわけです。
東京のデパートにいらっしゃるお客様は「いすみ鉄道の大原駅」の駅弁を買いに来られるわけです。
御宿で作っているとか、そんなDOMESTICなことは関係ないのです。
せっかくいすみ鉄道が地域に貢献しようということで「大原の伊勢海老」をPRしているのに、その辺の感覚がないのですよね。
出口商工会長さん、新宿まで応援にお越しいただきましてありがとうございました。
会場ではゆっくりとお話しさせていただく時間がございませんでしたが、私はこういうところが不思議だなあと思うわけです。
地元の人は、伊勢海老弁当イコール御宿で、いすみ鉄道イコール大多喜と思っているかもしれないけれど、お客様から見たら、伊勢海老弁当イコール大原駅で、いすみ鉄道イコールいすみ市なのですから。
13日間で30万人以上のお客様が会場に足を運んだのですから、大きなチャンスを捕まえそこなったと思うのは私だけでしょうかね。
観光も産業も、自分たちの都合や感覚ではなく、お客様がどうご覧になるか、お客様が何を求めていらっしゃるかというところから考えないと、気付いたらひと夏に4000人しか来ない海水浴場になっちゃうんじゃないでしょうか。
(こんなこと言ったらまた怒られるかもしれないけれど、怒られるぐらいなら痛いところ突かれているという証拠だからまだ気づいてるということ。怒られもしないようだと、それこそ「どうなのよ?」だよね。最悪なのは「補助金出してやってるんだから黙って走ってろ!」っていうの。そこんとこ、わかるかなあ、わかんねえだろうなあ。)