5月7日 雨のローカル線

今日は朝から雨
先日までとは大違いで、今日はひっそりとしたローカル線でした。
私、個人的には、ローカル線は空いていてこそローカル線である、という考えですので、(鉄道会社の社長としては不謹慎?)
こういう日のキハ52はとてもよい感じがします。


4月29日の運転開始以来、全列車に乗務している私としては、なんだかホッとした1日でした。
車窓から見ていると、カメラマンの数は少なかったのですが、傘を差しながらも一生懸命撮影している姿を見て、ありがたいなあ、と感じました。
そこで、午後の列車は雨の日スペシャルとして、特別サービス。
今日は土曜日ですのでヘッドマークは「夷隅」でしたが、反対側はコレ

そう、雨の日にわざわざ来ていただいた人には、やっぱりスペシャルサービスがないとね。
ということで、子供の日スペシャルに続いての雨の日スペシャル。
これだからいすみ鉄道からは目が離せませんね。

国吉駅停車中には撮影用にこちらも掲示。
今度の雨はいつでしょう。
今から雨が楽しみです。
※準急という表示について
国鉄では昭和43年ごろまで3種類の急行列車が走っていました。
準急行、普通急行、特別急行の3種類です。
そのうち準急行(準急)列車は100km程度の距離を走る列車で、それ以上を走るものを急行列車として、末期のころは、同一料金で取り扱われていました。
ということで、HMが準急でも、急行料金は同じなのです。
乗った人ならお分かりいただけると思いますが、いすみ鉄道の硬券急行券の裏面には、「普通急行列車・準急行列車1回に限り有効」と記されております。
そうです。最初から「準急」をやるつもりだったのです。
乗らないで写真だけ撮っている人にはわからない仕掛けです。
ヘッドマークが何であっても、ドアのサボは「そと房」
出鱈目っていえば出鱈目だけど、HMはサービスですから、そこんとこはご愛嬌でお願いします。