小田急デパート のりものフェスタ in 藤沢

神奈川県藤沢駅前の小田急デパートで行われています夏休み子供イベント 「のりものフェスタ2010」 に2日間にわたり出かけてまいりました。
このイベントは毎年恒例の夏休み企画で、特に今年は江ノ電開業100周年記念ということで、大変にぎわっていました。
湘南地域ですから、去年まではいすみ鉄道の知名度が低かったのですが、今年は、いすみ鉄道もずいぶん名前が広まっていて、ステージであいさつさせてもらった時に、
「いすみ鉄道を知っている人いますか?」
と、問いかけると、たくさんのちびっ子たちが 「は~い!」と手を挙げてくれました。
このイベントの主催は江ノ電さんですが、実は、いすみ鉄道と江ノ電さんとは深いつながりがあるのです。
何を隠そう、いすみ鉄道の筆頭株主は千葉県知事。
そう、森田健作さん!
森田健作さんと言えば、誰が何と言っても「江ノ電」でしょう。
「夕日に向かって走る」 脇を江ノ電がゴトゴトと走る姿は、青春の巨匠のイメージです。
だから湘南地区の皆さんもいすみ鉄道は縁がないわけではないのです。
あっ、これがわかるのは50代以上の人になってしまいましたね。
でも、「私、大多喜出身です。」 「応援してます!」 と、何人もの人が声をかけてくれて、とても心強い思いをしました。

[:up:]デパート開店前のいすみ鉄道のブース。お隣は銚子電鉄さんです。
このイベントには頼もしい助っ人が3人も来てくれて、一緒に物販を手伝ってくれましたが、イベント会場で地元の高校生が鉄道模型を走らせていて、その模型の線路に助っ人氏が持ってきたいすみ鉄道の模型を走らせてもらって、成田エクスプレスなどの特急列車をゴボウ抜きで走りまわっていたのは笑えました。
このイベントには銚子電鉄をはじめ、津軽鉄道、富士急行、近江鉄道、大井川鉄道、ひたちなか海浜鉄道、相鉄、静岡鉄道、スルット関西など、いろいろな地方から鉄道会社の人たちが集まっていらしてましたので、皆、連帯感を持ってやっていけそうな気がしました。
それにしても、イベントに社長自ら参加するのは、いすみ鉄道とひたちなか海浜鉄道ぐらいなもので、お客さんも驚いておりました。
私は現場人間ですから、やはり人任せではなく、自分で行くのです。
それでないと、現場の体温がわかりませんからね。

[:up:]高校生が作った素晴らしいレイアウトの上を走るいすみ鉄道の車両。右下のカーブを走っているのが見えますでしょうか?

[:up:]複々線の幹線の上をチョコマカと走る「い鉄」。これ、笑えます。