5月1日 長島ダム見学と奥大井湖上駅の旅

井川線は大井川鐵道の秘境路線ですが、静岡県を代表する観光地でもあるのが井川線の奥大井湖上駅。
おそらく「ここ知ってる」という人は多いと思いますが、この駅が静岡県にあって、それが大井川鉄道の路線の駅だということは知らない人がほとんどなのではないでしょうか。

この景色です。
ダム湖の中にある秘境中の秘境駅ですが、そのダム湖というのが国が管理する長島ダムです。

私は就任した時にこう申し上げました。

大井川鐵道沿線をデパートと考えます。
デパートが位置しているのは銀座の目抜き通り。
たくさんの人が行きかう場所。一等地にあります。

そのデパートの最上階の10階には誰もが行ってみたくなるような、例えば北海道物産展とか全国駅弁フェアなどが開催されています。
デパートというのは一番上の階に誰でも行きたくなるような催事をやっていて、一番上までお客様を上げてしまえば、シャワー効果と言ってデパート全体の売り上げが増えるのです。
でも、今、エレベーターもエスカレーターも4階で止まっていて、最上階へ行くためには階段で上がっていかなければなりません。

こういうデパートがあったら皆さんどうしますか?

当然ですが、みんなが行きたがっている最上階の催事場へ行かれるように、エレベーターやエスカレーターを直しますよね。
そうすればみんなが一番上の階へ行かれるようになって、デパート全体の売り上げが上がるのですから。

これ、大井川鐵道とまったく同じです。
まずは立地。東海道新幹線や東名高速道路、そして静岡空港という交通の大動脈に位置しているのは銀座の目抜き通りと同じです。
沿線の一番奥に世界中の人たちが行きたがっている奥大井湖上駅があるのですが、今現在、途中で線路が止まってしまっていて、みんなが行きたいと思っている奥大井湖上駅へ行くことができないのです。

だったら、途中の線路を早く直して、みんなが行きたがっている奥大井湖上駅へ行かれるようにしてあげれば、地域全体の売り上げが増えて地域全体が良くなるでしょう。
もちろん、大井川鐵道という会社が良くなることが大前提ですから、私は今経営改革を行っていて、全線開通をして井川線に乗る人が増えれば、大井川鐵道という会社も潤うし、地域全体も潤うという大きな絵を描いているのです。

そこで注目するのは昨今話題の国が掲げるインフラツーリズム。
つまり、国の設備を観光利用できないかということで、私は就任以来いろいろと地域を巡っているのですが、その一番大きなものが長島ダムなのであります。

ということで、昨年も今年も、私の友人たちをお連れして井川線と長島ダム、そして奥大井湖上駅を巡っているのですが、これが大変好評で、ぜひ一般の皆様方にも井川線と長島ダム、そして奥大井湖上駅のすばらしさをご紹介したいと、国交省にもご協力いただいて、インフラツーリズムの一環として長島ダムと奥大井湖上駅のツアーを実施することになりました。

期日は5月1日。

井川線に乗車して長島ダムを訪問。
ダムの構造物の内部を見学したり、奥大井湖上駅でコーヒーを飲んだり。
ふだんはなかなか行かれないコースを私がご案内する「ぶらり途中下車の旅」
略して「ぶら鳥」。

いかがですか?
行ってみたいでしょう。

ただし、ハードルが高いです。
そのハードルとは、午前9時に千頭駅に集合。

長島ダムと川根本町と大井川鐵道がタイアップして実施するインフラツーリズムです。

近日中に大井川鐵道のホームページで募集をいたします。
もちろん私が同行いたします。

募集人員はわずかです。
また、ダムの中を見学したりしますので小さなお子様は参加できません。
健脚向きですから、バリアフリーも対応していません。
一種の登山コースのようなものですが、ご興味がある方はぜひ大井川鐵道のホーム―ページをご注目ください。

5月1日、午前9時、千頭駅集合。
正直なところ、前泊していただいて地域にお金を落としていただきたいのですが、大井川鐵道の始発電車と町営バスを乗り継いでくることも可能です。

近日募集開始いたしますので、ぜひご注目ください。

▼私が就任した当初の大井川鐵道沿線の魅力をお話しした新聞記事です。